2020年9月27日 更新

他人事ではない子供のいじめ…その実態と親としてできるいじめの対応とは

今も昔もなくならない『いじめ』。子供がいじめの被害を受ける、逆にいじめる側になってしまう…など、どちらの場合でも、自分の子供がいじめに関係していることは親としてショックなことですよね。今回、いじめの実態と共に、親としてできるいじめの対応についてご紹介します。

いじめをさせない!

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いじめをする子は、他者の気持ちに対して無関心で思いやりに欠けていたり、自己中心的で他者に迷惑を掛けている意識が薄い傾向にあります。また、様々なストレスや不満・不安などを、自分自身で上手くコントロールすることを苦手としているのも特徴的です。

いじめをさせないためには、『人権意識』を養うことが重要とされています。いじめは人権侵害であり、どんな理由があっても許されないこと、そして、相手の立場に立って物事を考え、自身の発言や行動によって誰かが傷付くことがあることを学ぶ必要があります。

人権意識を高めるポイントとして、以下の様なことが挙げられます。
・子供と向き合う時間を作り、悩みや不安に思っていることなどを共に解消する
・多様性(性別・国籍・人種・価値観・障害の有無など)を認め、尊重する大切さを伝える
・他者に対する思いやりの心を育む
・いじめが及ぼす心身への影響、いじめをすることで、場合によっては法的・社会的責任を負うことになることを自覚させる

まとめ

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いかがでしたでしょうか?いじめは、全ての子供に起こり得る問題であり、決して他人事ではありません。特に昨今のいじめでは、インターネット上でのいじめや嫌がらせ、通称『ネットいじめ』も増加しており、より大人の目に触れにくく発見しづらい状況を作っています。

子供がいじめを起こさない、黙認させない心を育成するのはもちろんですが、何かあった時に、子供が直ぐに打ち明けられるような親子関係を築くことがとても重要です。仕事で忙しかったり、子供の年齢が上がると、子供自身も塾や習い事などで忙しくなり、親子の時間を取るのが難しいこともあるかと思います。しかし、僅かな時間でも親子で会話をする時間を見つけてみて下さい。

いじめを根絶することは、現実的には難しいことかもしれませんが、ひとりでも多くの子供がいじめで悩むことがなくなるよう、取り組んでいきましょう!
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