2022年8月28日 更新

親子で楽しめること間違いなし!読み聞かせにおすすめの子ども向け絵本4選

子どもに絵本を読み聞かせるのなら、自分も楽しめる絵本がいいですよね。今回は、筆者が個人的に面白いと感じた子ども向けの絵本4選をご紹介します。どれも人気の絵本で、親子で楽しめること間違いなしです!

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子どもに絵本の読み聞かせをしていると、だんだん眠くなってしまうことはありませんか?子ども向けの絵本は、大人にはどうしても退屈に感じてしまうことがあります。しかし、大人も楽しい絵本を選べば、読み聞かせの時間を親子で楽しむことができます!そこで今回は、筆者が思わず笑ってしまったおすすめの絵本をご紹介します♪

白泉社 コドモエのえほん「ノラネコぐんだん」シリーズ

ノラネコぐんだん パンこうじょう|工藤ノリコ

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「ノラネコぐんだん」シリーズの1作目です。ノラネコぐんだんがワンワンちゃんのパン屋へ忍び込み、そこで大騒動を巻き起こします。
「ノラネコぐんだん」シリーズは、「ノラネコぐんだん パンこうじょう字」から最新刊の「ノラネコぐんだん ラーメンやさん」まで、純粋な絵本だけで9冊出版されています。他にもカルタやレシピ、小学生向けの小説など、様々な本が発売されている人気シリーズです。「ノラネコぐんだん」シリーズは上の息子が小さいときにたまたま本屋さんで発見し、それからは家族揃ってお気に入りのシリーズとなりました。今では下の娘が楽しく読んでいます。
この絵本が他の絵本と少し違うところは、主役のノラネコぐんだんが「ちょいワル」なところです。幼児向けの絵本は主人公が良い子であることが多いですが、ノラネコぐんだんは勝手に店に忍び込んだり食べ物を盗んだりと、絵本の主人公らしくないちょいワルなネコちゃんたちです。最終的にはいつも悪事がバレ、迷惑をかけたワンワンちゃんに説教をされて終わるのがお約束です。
このイタズラ好きでどこか憎めないノラネコたちが愛らしく、読んでいてついつい笑ってしまいます。毎回しっかりとオチがついているため漫画っぽい雰囲気がありますが、それもそのはずで、ノラネコぐんだんはもともと漫画のキャラでした。

作者の工藤ノリコさんは以前ワンワンちゃんを主役とした漫画を描いており、その脇役として登場していたのがノラネコたちでした。漫画でいつもワンワンちゃんに迷惑をかけていたノラネコたちですが、絵本になってもそのスタイルは健在。子ども向けなのに大人もクスッと笑ってしまう絵本になっています。

集英社「おでんしゃ」

おでんしゃ|塚本やすし

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おでんのネタが電車になった、電車好きの子どもが喜ぶ絵本です。おでんのネタたちが、次々と連結しながら北海道を目指します。各地の名産品や観光地も見どころのひとつです。
「おでんしゃ」は、全国各地のおでんのネタが次々と連結をしながら、沖縄から北海道を目指していくストーリーです。最初は息子が電車好きだからという理由だけで手に取ったのですが、途中の意外な展開に本屋で思わず笑ってしまいました。

途中までは順調に連結をしていくおでんたちですが、なぜか牛すじさんだけが連結に失敗してしまいます。その連結失敗のシーンの絵がなんともいえない画風で、絵を見ただけで吹き出してしまいます。しかもこの牛すじさん、次こそ連結できるかと思えば、結局北海道まで連結できずに終わってしまいます。

この牛すじさんの存在が面白い「おでんしゃ」ですが、日本の地理や名産物の勉強にもなります。読めば読むほどクセになる、独特なストーリー展開の絵本です。

講談社の創作絵本「どすこい すしずもう」

どすこい すしずもう|アンマサコ

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お寿司が力士になった、ユニークな絵本です。美味しそうな寿司ネタがたくさん登場するので、見ているだけで大人も子どもも楽しめます。
子どもたちが大好きな「寿司」と「相撲」を組み合わせた、「どすこい すしずもう」。寿司たちはお互いに独特な技を繰り出しながら、熱い戦いを見せてくれます。絵は独特で日本の浮世絵のような雰囲気があり、それもまたこの「すしずもう」の世界観を広げています。

サーモンは「サーモンざくら」、たまごは「たまごのさと」など、ひとつひとつの力士にちゃんと名前がついています。そのおかげでキャラ一人一人に愛着がわき、なんだか応援したい気持ちになってしまいます。巻末には物語自体には登場しない全国の寿司力士たちも描かれており、それもまた見ていて楽しいです。

「どすこい すしずもう」はアニメ化されたことで、シリーズ本が増えました。アニメ化するにあたってキャラの顔が変化して、少し可愛らしくなりました。小さい子にはとっつきやすくなったと思いますが、個人的には前のほうが味がある絵で好きでした。

娘はサーモンざくらのファンだったので、シリーズ化してから「どすこい すしずもう サーモンざくらの ひみつ」という絵本を買いました。

どすこいすしずもう サーモンざくらの ひみつ|アン マサコ

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とおいノルウェーからやってきたサーモンざくら。たどりついたかいてんずしどうじょうで、すばらしいなかまたちとであいます…。努力家で、なかま思いの力士たちが大集結!

サーモンざくらがどのように日本で力士になったのかが描かれており、また新たな力士たちも登場しました。いろいろなすし力士が頑張って修行している様子は、見ているだけで楽しかったです。「どすこし すしずもう」のシリーズには他にも、「たまごのさとの ひみつ」や「おおとろやまの ひみつ」などがあります。
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この記事のライター

うしゃ うしゃ

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