産前・産後に実家に帰って、身の回りのことをサポートしてもらう人は多いかと思います。筆者も、出産後1ヶ月間、里帰りしました。しかし、快適に過ごせたのは最初の数日で、徐々に実母との関係がうまくいかなくなり、むしろ実家が居心地の悪い場所となっていきました。
実母は、筆者のことを心配してさまざまな助言をしてくれていたようですが、時代の変化や価値観の違いに、筆者がイライラしてしまうことが多かったです。また、筆者も産後で心身ともに疲れていたため、余計にイライラしやすかったのも原因かと思います。
とはいえ、実母との関係はなかなか切っても切れないもの。可能であれば、良好な関係を保っていたいと思う人も多いのではないでしょうか?筆者が、実母との関係を良好に保つために行ったことをご紹介します。
育児雑誌を読んでもらう
実母が育児をしていた時の価値観と、現代の価値観が違うため、育児に対して意見が食い違ってイライラすることが多いかと思います。筆者の場合は、赤ちゃんは抱いた方が良いと思っていたのですが、実母から、「抱き癖がつく」ために、必要以上に抱かなくていいと言われたことがありました。
しかし実際のところ、抱き癖について根拠はないため、赤ちゃんが安心するのであれば沢山抱っこしてあげたら良いとのこと。このような考え方の食い違いを是正するために、育児雑誌を読んでもらい、育児に関する知識や情報をアップデートしてもらいました。
しかし実際のところ、抱き癖について根拠はないため、赤ちゃんが安心するのであれば沢山抱っこしてあげたら良いとのこと。このような考え方の食い違いを是正するために、育児雑誌を読んでもらい、育児に関する知識や情報をアップデートしてもらいました。
育児雑誌を手渡すだけでなく、「今の時代は、抱っこは沢山したほうが良いと書いてあるね」など、話ながら一緒に読むと、角が立たなくて良いかと思います。また、産院によっては「祖父母教室」を実施しているところもあるため、参加してもらうのも一つの方法ですね。
気持ちに余裕があるときに、会話する
何か問題が生じてからでは、感情的になっていることが多いため、言い過ぎてしまったり、関係を余計に悪化させてしまう恐れがあります。気持ちに余裕がある時に、日頃から不満に感じていることを伝えるのがおすすめです。
筆者も、長女を出産後、沐浴の仕方やミルクのあげ方について実母に不満があったため、気持ちに余裕がある時に、自分の思いを伝えました。案外、冷静に落ち着いて会話をすれば、「なんだ、そんなことが不満だったのね」と、すんなり分かってくれることが多かったように思います。
お互いが納得できるルールを決める
筆者の場合、洗濯物は洗ったらすぐに干したいタイプですが、実母はそうではありません。産後は、筆者と赤ちゃんの洗濯物を実母に洗ってもらっていたので、感謝しかないのですが、どうしても、すぐに干さないことにイライラしてしまうことがありました。
そこで、「なるべく赤ちゃんのものだけは干してほしい」とお願いしました。お互いが納得できる“妥協点”を見つけて、ルールを決めると良いと感じました。