2021年5月27日 更新

全国47都道府県の3歳~6歳の子どもを持つ20代~40代の男女2,350名に“子どものオーラルケア”に関する全国調査を実施!

現代における子どもの歯の健康管理に関する実態とは?株式会社ロッテが全国調査を実施!住んでいる自治体の子どものオーラルケアサポートが、家庭でのケアの強化につながります。



5. 新型コロナウイルス感染症の影響により全体の約1割が「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」

新型コロナウイルス感染症による子どものオーラルケアへの影響について聞いたところ、「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」「歯医者へ行く頻度が低くなった、行かなくなった」との回答した割合は、それぞれ約1割ずついることがわかりました。

中でも、「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」との回答を都道府県別でみると、「岐阜県」の22%が最も高く、次に感染者数の多い「千葉県」「神奈川県」でも20%が、新型コロナウイルス感染症の影響により、幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなったことが明らかになりました。
<都道府県別>
お子さまのオーラルケアについて、新型コロナウイルス感染拡大の影響で変わったことはありますか。(MA)

■「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」と回答した割合の高い都道府県(上位)
 (266873)

■「歯医者へ行く頻度が低くなった、行かなくなった」と回答した割合の高い都道府県(上位)
 (266874)


また、新型コロナウイルス感染拡大前と比較して、お子さまがお菓子を食べる頻度の変化について聞いたところ、全体の約2割が「頻度が高くなった」と回答しました。

在宅時間の増加により子どもたちがお菓子を食べる頻度が増えている一方で、感染拡大の予防策として幼稚園・保育園での歯磨きが中止になっていたり、歯科健診への頻度が低下するなど、新型コロナウイルス感染症は子どもたちのオーラルケアにも影響を与えているようです。


6. 4割が幼稚園・保育園や自治体でお子様のオーラルケアに関するサポートがあるかどうか「分からない」

お子様が通う幼稚園・保育園歯磨き指導などのオーラルケアに関するサポートがあるか聞いたところ、4割が「分からない」と回答しました。

また、お住まいの地域の自治体でのサポートについて同じ質問をしたところ、同じく4割が「分からない」と回答し、多くの人が、ご自身のお子様が通う幼稚園・保育園、そしてお住まいの地域の自治体でのオーラルケアに関するサポートについて把握していないことがわかりました。

しかし、お住まいの地域の自治体における更なるサポートの強化を希望するかについて聞いたところ、半数以上の50.2%が「希望する」と回答しました。
 (266876)

 (266877)

 (266878)

また、お住まいの地域の自治体でのサポートについての回答を都道府県別に見てみると、44%が「ある」と回答した1位は「秋田県」でした。

同県は前述で、子どもの1日の歯磨きの回数について、「1日に3回」歯磨きを実施すると回答した割合、そして子どもの歯科健診のために歯医者へ通う頻度について、「2~3ヶ月に1回」と回答した割合が全国で最も多かったことから、自治体でのサポートが「ある」という認識が高い県は、自宅でのケアなどもしっかり取り組んでいる結果となりました。


<都道府県別>
お住まいの地域の自治体で、お子様へのオーラルケアに関するサポートはありますか?(SA)

●「ある」と回答した割合
 (266882)

●「ない」と回答した割合
 (266884)


【調査概要】
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:3歳~6歳の子どもを持つ20~40代の男女
有効回答数:2,350名
調査実施日:2021年4月20日(火)~ 2021年4月25日(日)






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