2022年3月16日 更新

保険適用範囲拡大目前!不妊治療経験者の82.7%が「金銭面の課題あり」と回答

不妊治療専門のクリニック 医療法人浅田レディースクリニックが全国の20代~40代男女300人を対象に「不妊治療の金銭面負担に関する意識調査」を実施しました。

不妊治療専門のクリニック 医療法人浅田レディースクリニックは全国の20代~40代男女300人を対象に「不妊治療の金銭面負担に関する意識調査」を実施しました。
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【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
調査実施期間:2022年1月31日(月)~2月3日(木)
対象地域:全国
対象者:300名(20~40代男女 各年代 50名)

不妊治療における金銭面の課題に関して

不妊治療において82.7%の人が金銭的負担を感じたことがあると回答しました。保険適用範囲拡大前の現在、多くの治療経験者が、金銭面の負担を感じながらも治療を受けている事が分かりました。
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金銭的負担の具体的な内容は、1位が77.0%で「検査費」、2位が76.4%で「診察・内診費」と大半を占め、3位は32.7%で通院時の交通費やガソリン代」と回答しました。1位の検査費については、通常の治療で妊娠が難しい場合に行うオプション検査(ERA、EMMA、PGT-Aなど)が、検査費の負担を大きくしている要因の1つと推測できます。
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また、3位の要因として、実際にかかる費用としては「採卵費」などの方が高いが、想定していたより通院頻度などが多く、負担と感じる人が多い事が考えられます。

「金銭的負担が原因で、治療や治療方針に影響が出たと感じますか。」という問いに対し、49.0%の人が「影響が出たと感じる」と回答しました。
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具体的な影響としては、「治療の継続が困難」52.7%、「治療が遅れる」48.3%、「治療開始ができない」36.7%のと回答し、治療をしたくても金銭面が課題となり思うように治療を受ける事ができていない実情が伺えます。
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これまでにかかった費用と期間を質問したところ、既に不妊治療が済んでいる人の中で約5人に1人が100万以上の治療費がかかっている事が判明しました。
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