2022年2月24日 更新

元特別支援教師が教える!粗大運動とは?家庭でできる粗大運動をご紹介

「粗大運動(そだいうんどう)」という言葉を聞いたことがありますか?幼児期に粗大運動をたくさんすることで、お子さんは様々な力を身につけることができます。今回は粗大運動で身につく力、家庭でできる粗大運動をご紹介します。

・ボール遊び

乳児期のお子さんでしたら、ママ・パパと向かい合って座り、ボールの転がしっこがオススメです。この遊びで、「ボールを見る」「相手を見る」「相手に向かって転がす」「転がってきたボールを手で止める」など、たくさんの力を身につけることができます。幼児期のお子さんは、玉入れ、その場でバウンドさせる、キャッチボールなどが良いでしょう。

ご紹介した遊び以外にも、階段の上り下りや平均台、トランポリン、バランスボールなどでの運動も効果的です。

家庭でのアプローチはとても効果的!

gettyimages (298511)

我が家は数年前までフルタイム共働きだったこともあり、休日もへとへとで、子どもを公園などに連れて行ってあげられていませんでした。その結果、粗大運動へのアプローチが足りず、元々慎重な我が子は、運動に対しての苦手意識を持ってしまったようです。

現在は、筆者も以前よりゆとりをもって生活できているので、今年は「いろんな運動を一緒に経験する」ことを目標として過ごしてきました。経験不足のせいで、自分の能力を過小評価してほしくないという気持ちがあったからです。

目標を我が子と一緒に共有してきたことで、慎重で運動への苦手意識が強かった我が子ですが、縄跳び、跳び箱、うんていなど、色々な運動に意欲的に取り組めるようになりました。体幹がしっかりして、バランス感覚も身についてきたように思います。

家庭で身につけられる力は本当にたくさんあります。いつから始めても遅くはないので、是非お子さんと一緒に粗大運動を楽しんでみてくださいね。


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この記事のライター

みかん・元特別支援学校の先生ママ みかん・元特別支援学校の先生ママ

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