2021年4月25日 更新

1人で悩まず病院を頼って!子どもの睡眠障害について

お子さんが夜なかなか眠れない、逆に寝すぎてしまうなどの悩みを抱えていませんか?それは、医療機関の助けが必要な状況かもしれません。子どもの睡眠障害について、詳しく知ってください。

子どもにも不眠症はある

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夜が不安で寝付けないお子さんの気持ちを和らげるアイテム6選」の記事では、なかなか寝付けない子どもの気持ちを和らげる方法をご紹介しました。筆者の娘の場合はこの方法でずいぶん眠りやすくなったと感じています。では、息子の方はどうだったかというと、効果は薄かったです。
「子どもが夜なかなか寝ない」と言うと、「昼間たくさん動けば寝るわよ」とか「朝早く起こせば良いのよ」とか周囲に言われがちです。ですが、何をどうやっても寝ない時は寝ないし、起きない時は起きない子もいるんですよね。
「それ、ウチの子!」と思ったママさんは、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。「ウチの子はいつもぐっすりよ」というママさんも、将来役立つかもしれませんので、やっぱり最後まで読んで欲しいです。
実は、子どもにも不眠症はあるのです。子どもがうまく寝たり起きたりできない場合、ママが1人で苦しまずに医療機関を頼ることをオススメします。

子どもの睡眠障害の種類

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子どもの睡眠トラブルは、眠れないこと以外もあり、主に4種類に分けられます。簡単に説明すると、以下のような感じです。
①不眠症
夜なかなか寝付けない、寝ても途中で何度も目が覚めてしまう、途中で目が覚めるともう寝付けないことなどがあげられます。

②過眠症
①とは逆に、寝すぎてしまう症状です。朝起きられない・昼間眠くて仕方がない・日中つい眠ってしまうなどの様子が見られます。

③睡眠覚醒リズム障害(夜型睡眠など)
睡眠のリズムが整わない症状です。夜に眠れず、朝になってやっと眠れたり昼間に眠ってしまったりします。

④睡眠時随伴症(「夢遊病」、「夜驚症」、「足むずむず脚症候群」など)
眠っている間に異常な行動を起こしてしまう症状です。「夢遊病」は寝ながら歩き回ってしまうため、家族は目が離せません。「夜驚症」は寝ながら泣いたり叫んだりします。どちらも寝ている間の行動なので、本人は覚えていないのが特徴です。「足むずむず症候群」は横になって眠ろうとした時や寝ている最中に足に虫が這いまわっているような感覚がして、眠りが妨げられるそうです。
これらのどの症状も本人にとって辛いもので、日常生活に支障をきたす傾向にあります。幼いうちは好きな時間に睡眠を補うこともできるでしょうが、不眠や睡眠リズムの乱れに付き合う家族の辛さは計り知れません。
また、学校が始まると、学習の遅れや周囲に怠けていると誤解されるなどの弊害も加わってくると考えられます。睡眠は人間にとって大切な物。毎日思うように眠れないと、心が蝕まれていく可能性も高いので、気になることがあれば睡眠の専門機関を受診することをオススメします。
参照:昭和大学病院東病院睡眠医療センター https://showa-sleep.jp/child_page/
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