物価高騰が続く昨今、「食費を少しでも抑えたい」と考える方は多いのではないでしょうか。特に、食べ盛りの子どもがいる家庭や大家族など、食費は支出の中で大きな割合を占めているはずです。
この記事では、食費を少しでも抑えたい・節約したいという方に向けて、食費節約のヒントをまとめました。今回ご紹介する「食費を抑える3ステップ」はこちらです!
②買い物方法を工夫する
③調理方法を工夫する
食費の節約をしたい方は、まず「現時点での食費の平均額」がどの程度なのか、現在地の把握から始めましょう。
この記事では、食費を少しでも抑えたい・節約したいという方に向けて、食費節約のヒントをまとめました。今回ご紹介する「食費を抑える3ステップ」はこちらです!
【食費を抑える3ステップ】
①予算を設定する②買い物方法を工夫する
③調理方法を工夫する
食費の節約をしたい方は、まず「現時点での食費の平均額」がどの程度なのか、現在地の把握から始めましょう。
世帯別!食費の平均はいくら?
食費を節約するためには、「現在の状況を知ること」が家計改善の第一歩です!家計簿アプリを使ったり、食費として使ったレシートを保管するなど、まずは大雑把で構いませんので、ひと月の食費を把握してみましょう。
ご家庭のひと月分の食費が、一般的な平均額を大きく上回っているようでしたら、改善の余地ありです!世帯の人数別に平均額をまとめているので、チェックしてみましょう。
ご家庭のひと月分の食費が、一般的な平均額を大きく上回っているようでしたら、改善の余地ありです!世帯の人数別に平均額をまとめているので、チェックしてみましょう。
【3人世帯の平均】
食費:85,557円うち外食費:12,973円
【4人世帯の平均】
食費:90,712円うち外食費:15,307円
【5人世帯の平均】
食費:101,806円うち外食費:15,913円
なお、一般的には、ひと月の食費の理想は収入に対して「10%~15%」を目安にするのが理想的と言われています。
家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
政府統計の総合窓口(e-Stat)は各府省等が公表する統計データを一つにまとめ、統計データを検索したり、地図上に表示できるなど、統計を利用する上で、たくさんの便利な機能を備えた政府統計のポータルサイトです。
エンゲル係数を求めて、食費の適正価格を知ろう
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食料費の割合を表す指標です。エンゲル係数の傾向としては、所得が低いほど高くなり、所得が上がるほど低くなります。
以上の表を参考にしていただき、もし、ご家庭のエンゲル係数が平均を上回っているようであれば、食費を見直すポイントがありそうです!
※参考:家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)|総務省統計局
【エンゲル係数の計算方法】
食費÷消費支出×100【エンゲル係数の平均目安】※
年収 | 平均エンゲル係数 |
---|---|
200万円未満 | 35.0% |
200万円以上250万円未満 | 33.9% |
250万円以上300万円未満 | 33.5% |
300万円以上350万円未満 | 30.9% |
350万円以上400万円未満 | 32.3% |
400万円以上450万円未満 | 31.2% |
450万円以上500万円未満 | 30.5% |
500万円以上550万円未満 | 28.2% |
550万円以上600万円未満 | 28.9% |
600万円以上650万円未満 | 26.3% |
650万円以上700万円未満 | 26.3% |
700万円以上750万円未満 | 24.6% |
750万円以上800万円未満 | 28.1% |
800万円以上900万円未満 | 26.8% |
900万円以上1000万円未満 | 25.9% |
1000万円以上1250万円未満 | 23.9% |
以上の表を参考にしていただき、もし、ご家庭のエンゲル係数が平均を上回っているようであれば、食費を見直すポイントがありそうです!
※参考:家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)|総務省統計局
実践編!食費を抑えるための3ステップ
節約したい気持ちはあっても、具体的に何をすれば良いか分からない方も多いでしょう。ここからは、今日から無理なく実践できる「食費を抑える3つのステップ」をご紹介します!
ステップ①予算を決める
エンゲル係数や世帯別の食費の平均額を元に、ご家庭の食費の予算を設定しましょう。月にいくらか決めて、4週で割ると1週間に使える金額がわかります。
買い物をするたびに「予算内で買い物ができているのか?」と確認することも大切です。「今週は買いすぎた」というときは、次の週は買いすぎないよう意識して買い物をしてみましょう。
買い物をするたびに「予算内で買い物ができているのか?」と確認することも大切です。「今週は買いすぎた」というときは、次の週は買いすぎないよう意識して買い物をしてみましょう。