2019年8月28日 更新

もうすぐ幼稚園の入園準備の時期!小学生ママからみた、幼稚園と保育園、公立・私立の違い

9月になると、幼稚園の願書の配布が始まったりして、本格的な入園準備が始まります。幼稚園と保育園、公立と私立で子供の育ちは違ってくるのか、小学生の子供がいるママの視点で違いをまとめてみました。

公立幼稚園に通わせた経験から

公立幼稚園も地域によって多少システムが異なったりするのですが、今通っている公立幼稚園では以下のような特徴があります。

・基本的には2年保育
・子供の個性に合わせて自由に過ごす時間が多い
・自主性を育めるようなさりげない配慮を先生方がされている
・家庭でも真似しやすいおもちゃの作り方や工夫の仕方を学べる
・保護者が参加する行事が多い
・お弁当の園が多い
・職業体験の受け入れや、地域の方との交流の場が多い
・基本的に通園バスはなく徒歩通園が主なので、ママ達はみんな毎日顔を合わせる
・行政の影響を受けやすい。
・先生の転勤があり、先生の顔ぶれは毎年変わる
・ベテラン先生が多く、安定感がある

地域とのつながりが強い、というのが、転勤で馴染みのない土地に来た私たちには大きなメリットとなりました。
近隣の小学校に進学するお子さんが多いため、次男が小学校に上がる時にお友達も多くて不安材料が少なかったですし、次男のクラスには長男と同じ学年のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるお友達が多かったので小学校の情報も色々教えてもらえてありがたかったです。

金銭的な負担がかかることも少なく、写真代も安く、式典用の服装も私立幼稚園より若干ラフな感じがしました。
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地域のデイサービスのおじいちゃんおばあちゃんとの交流会もありました。
引っ越しで実のひいおばあちゃん、おじいちゃん達になかなか会えなくなったので、年配の方と触れ合える貴重な機会となっていました。

私立と公立の違い

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とにかく大きな違いといえば…。
私立幼稚園と公立幼稚園のどちらを選択するかの大きなポイントは、

・子供の個性、発達
・保育料
・3年保育にするかどうか
・通園するのが大変ではないか
・お弁当を作り続けられるか

あたりかと思います。

保育料については、助成金が出たりしますし(特に第3子以降は多額、自治体により差も大きい)、実際はあまり差がなかったりします。
もちろん保育内容がとても大切なのですが、次男の公立幼稚園では、子供たちで「ディスカッション」をしながら劇遊びの内容を決めていったり、運動会の踊りもグループごとに話し合いながら自主練をするなど、指導内容としては高度だと感じることも多く、表面的なことでは私立にひけをとるとしても、長い目でみると、子供たちにとって大切な力が育っていくなと感じました。

幼稚園は、子供だけでなく保護者の生活スタイルにも大きな影響が出ます。
そのことも考慮しつつ、幼稚園で長い時間を過ごすことになる子どものことを考えて、子どもの個性に合う園をみつけてあげることが大切なのかなと思います。

小学校で違いが出るのか

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幼稚園と保育園、公立と私立、2年保育と3年保育で違いはでるのでしょうか?

一年生の入学当初は、学習進度や生活態度で、違いが出ると思います。(2年保育、3年保育の差は入学時点であまりないです。)
ですが、その差もだんだんとなくなってきますし、子どもたちも、どこの幼稚園や保育園出身ということにこだわることなく仲良くなっていきます。

あくまで私の印象ですが小学校高学年の子供たちをみていて、この子は幼稚園出身で、保育園出身で…というのはほとんど分らないです。

幼稚園や保育園、それぞれの園の「カラー」が子供の育ちに大きく関わるとは思いますが、その子の個性に一番影響を及ぼすのは、「家庭」です。

同じ幼稚園出身でも、家庭のしつけ、教育によって全く個性は違ってくると思います。

幼稚園、保育園に子供の教育を丸投げすることなく、先生方にお力を借りながら、園と二人三脚で子どもを育てていくという意識が大切なのかな?と感じます。

まとめ

幼稚園も保育園も、子ども達にとって「初めの集団生活」を送る場所です。

そこでの出会いや思い出は、とても大切ですし、子供たちにとってよい選択をしてあげたい、と思うのが親心かと思います。
また、親にとってもたくさんの出会いがあり、思い出ができる場所でもあります。

ぜひ、親子とも良い思い出が作れるよい保育園、幼稚園と巡り合えますように。
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この記事のライター

むっく むっく

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