妊娠後期になるとツラくなる症状のひとつが「むくみ」。筆者も夕方になると、足がパンパンになり、押しても戻らないほどひどくなっていました。
スニーカーを履いても窮屈だし、靴下を脱いだらしばらくはくっきりとゴムのあとが…。その頻度が高くなってきたのでさすがに気になって、様々な対策をとってみました。
今回はその中で、筆者自身が助産師さんにアドバイスされ、実際にやってみて効果的だったものをご紹介したいと思います。
妊娠中のむくみってどうして起きるの?
妊娠する前はむくみが気にならなかった人も、妊娠中はホルモンの変化などにより、血液の量が増えることでむくみやすくなると言われています。むくみで悩んでいる妊婦さんはおよそ全体の30%もいるんだとか。
筆者自身も妊婦健診の度にむくみチェックをしてもらい、その都度対処法を教えてもらった1人です。あまりにひどいときは妊娠高血圧症などの可能性もあるので、早めに病院で相談すると良いでしょう。
筆者が効果を感じたむくみ対策3選
①寝る前のストレッチと手足ブルブル運動
筆者は毎日のお風呂でふくらはぎをしっかりマッサージしたあと、寝る前に簡単なストレッチをしていました。その一番最後に、あお向けに寝て足だけ椅子の上に乗せて高くしたまま10~15分テレビなどを見て過ごし、そのあと、手と足を垂直に上に上げた状態でブルブルと震わせる運動をしていたのですが、これがなかなか効果的!終わった後は少しむくみも軽減され、スッキリとした印象に。お風呂でしっかりあたたまって血行をよくしたあとにやるのがポイントです。
②だんなさんに協力してもらおう!足首から絞り上げるマッサージ
もうひとつ効果的だったマッサージが、夫に協力してもらったもの。筆者はあお向けに寝た状態で夫に足首を持ってもらい、そこから膝裏のリンパに流すように絞り上げるマッサージです。男性は力が強いので、数回してもらうだけでかなりラクになります。
これもお風呂上がりにやってもらうのがオススメです。旦那さんが忙しければ2~3日に1回や週末だけのスペシャルマッサージとしてお願いしてみましょう。
③やっぱり最後はコレ!着圧ソックス
最後にご紹介するのが着圧ソックスです。履くだけなのでとってもラクチン!しかもしっかりと効果も出るので、毎日手放せませんでした。ただ、あまり締め付けがきついものを使うとかえって良くないので、締め付けが優しいものや、普段使っているものよりワンサイズ上のものを使ってみても良いでしょう。
出産した後はむくみがすっかりなくなったので、着圧ソックスもゆるくなってしまいましたが、筆者は妊娠中、このソックスにはかなり助けられました。洗い替え用として2足はあると便利です。