2021年5月6日 更新

9年連続値上げ!電気料金の中の“再エネ賦課金”ってなに?

2021年5月検針分の電気料金より値上げとなる「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、電気を使用する人みんなに関係のあるものです。今回はその“再エネ賦課金”について、疑問点など詳しくまとめました。

再エネ賦課金とは

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2021年3月末、「再エネ賦課金単価上昇」のニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか?再エネ賦課金とは、再生可能エネルギー発電促進賦課金の略で、電気を使用しているわたしたちの毎月の電気料金に組み込まれているものです。
何のために支払っているのか、以下は経済産業省 資源エネルギー庁のHPより引用です。
・皆様から集めた再エネ賦課金は、電気事業者が買取制度で電気を買い取るための費用に回され、最終的には再生可能エネルギーで電気をつくっている方に届きます。

・買取制度によって買い取られた再生可能エネルギーの電気は、皆様に電気の一部として供給されているため、電気料金の一部として再エネ賦課金をお支払いいただくこととしております。(なお、再エネ賦課金単価の算定の際、買取に要した費用から、電気事業者が再生可能エネルギーの電気を買い取ることにより節約できた燃料費等は差し引いております。)

・再生可能エネルギーの電気が普及すれば、日本のエネルギー自給率の向上に有効です。エネルギー自給率が向上すると、化石燃料への依存度の低下につながり、燃料価格の乱高下に伴う電気料金の変動を抑えるといった観点から、すべての電気をご利用の皆様にメリットがあるものだと考えています。
太陽光・風力などの再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度があるんですね。
電力会社が買い取る費用の一部を、電気を利用するみんなから賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていくよ、という趣旨のようです。毎月の電気の使用量のお知らせをよく見てみてください。「再エネ発電賦課金等」の文字がありますよ。

9年連続値上げ?!

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そして本題!この再エネ賦課金、2020年5月~2021年4月は1kWh(キロワット時)あたり2.98円だったのが、2021年5月分から3.36円/kWhに上がります。
実は今回の値上げだけではなく、2012年から9年連続で単価が値上げとなっているのです。2012年には0.22円/kWhだったのものが、0.35円/kWh、0.75円/kWhと毎年度上がっていき、2021年5月検針分からは3.36円/kWhと、何倍もの数字になっているわけですね。
太陽光や風力といった再生可能エネルギーを使って作る電気は環境にやさしいです。それに我が国のエネルギー自給率は他の主要国と比べて低いですから、再生可能エネルギー発電を普及させることは、我が国のエネルギー自給率を向上させるためにも必要なこと。

それを支えるためのお金を電気を使用するみんなから集める、という趣旨は理解できるのですが、やはりどんどん値上げされていくのは消費者として複雑な気持ちになってしまいますよね…。

電気料金を節約したい!どうすればいい?

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対策としては、太陽光発電や蓄電池を導入できればいいのですが、全てのご家庭がすぐにできるわけではありませんよね。やはり、一番の節約方法は「電気を使う量を減らす」ことです。

再エネ賦課金は“1kWhあたり〇円”で計算されますから、電気の使用量が減れば、当然ながら安くなるわけです。やはり節電は家計にも環境にも優しいので、しっかり取り組みたいところですね。

また、再エネ賦課金はどの電力会社の、どの電気料金プランを使っても単価は同じですが、電力会社の見直しや、最適なプランへの変更で電気代を安くすることは可能です。これを機に電力会社や、プランの見直しもいいですね。電気料金のシミュレーションができるサイトもありますよ。
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月とレモン 月とレモン

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