泣き声通報って?
子どもがいるママなら誰もが経験する、イヤイヤ期や反抗期の子どもの大きな泣き声。時には夫婦間の喧嘩や物音を聞いて、近所の住民たちが虐待しているのではないかと通報する「泣き声通報」が増えてきています。
実は筆者も以前、上の子が3歳のイヤイヤ期真っ只中で「泣き声通報」されてしまったことがあります。
外出先からの帰り、家の下に着くと毎回と言っていいほど「おうちにかえりたくない!」と駄々こねる時期がありました。そういう時は、上の子の気持ちが落ち着くまで家のポーチで下の子と座って待つことが多かったのです。
そんなある日、近所に住む女性がそんな私たちを見て言ったのです。「まぁ!悪い子ね!ママを困らせて!いい子になりなさい!」
私自身、息子が悪い子だからこうなっていると思ったことはなかったので、その言葉に驚き、ショックを受けました。ところがそのショックな出来事はこの日だけではとどまらず、翌週に児童相談所から「お子さんの様子を見に行きたい」と電話がかかってきたのです。
そのあとすぐに児童相談所の方がいらして、玄関先で我が子の様子を見て「家の中を見れば、虐待されているかどうかわかります。お子さんも問題なさそうですね。」と笑顔で帰られました。
外出先からの帰り、家の下に着くと毎回と言っていいほど「おうちにかえりたくない!」と駄々こねる時期がありました。そういう時は、上の子の気持ちが落ち着くまで家のポーチで下の子と座って待つことが多かったのです。
そんなある日、近所に住む女性がそんな私たちを見て言ったのです。「まぁ!悪い子ね!ママを困らせて!いい子になりなさい!」
私自身、息子が悪い子だからこうなっていると思ったことはなかったので、その言葉に驚き、ショックを受けました。ところがそのショックな出来事はこの日だけではとどまらず、翌週に児童相談所から「お子さんの様子を見に行きたい」と電話がかかってきたのです。
そのあとすぐに児童相談所の方がいらして、玄関先で我が子の様子を見て「家の中を見れば、虐待されているかどうかわかります。お子さんも問題なさそうですね。」と笑顔で帰られました。
ママへの精神的ダメージ
家の中を見て問題ないと言われても、ママの複雑な気持ちは収まりません。ご近所の誰かはわからないけれど、私は虐待しているという目で見られている....?という今までにない育児への不安な気持ちが生まれてしまいます。
家で子どもを叱るたび、大きい声や物音を出すたび、「聞かれているかもしれない。また通報されてしまう!」ということが頭によぎり、他人に怯え、自分の育児に自信を持てなくなってしまうケースもあります。
家で子どもを叱るたび、大きい声や物音を出すたび、「聞かれているかもしれない。また通報されてしまう!」ということが頭によぎり、他人に怯え、自分の育児に自信を持てなくなってしまうケースもあります。
泣き声通報されないためにママたちがやっていること、心得とは?
①防音対策をする
泣き始めたり、イヤイヤが発動してしまった時は、ドアや窓を閉める。防音カーテンや隙間テープもよいとされています。
②周りに頼る
ママの様子や気持ちに子どもはとても敏感です。余裕がないと思った時は、ご両親や旦那さんに少し見てもらう時間をつくったり、公園に行って他のママに悩みをお話ししてみたり、周りに頼ることも大切です。公園に行くと、同じように泣いている子がいたりして、少し安心できることもあります。
③ご近所さんとの関係性をつくっておく
笑顔で挨拶したり、少しお話しして顔見知りになっておくだけでも、大きい声=虐待している、には繋がらないこともあります。ご近所さんから「全く知らない人」ではなく「挨拶やお話したことがある人」という認識を持ってもらうだけでも、予防になります。