2024年3月15日 更新

「うちの子、言葉大丈夫?」不安になったらまず振り返ろう!親子のライフスタイル

我が子の成長過程で気になるものといえば、やっぱり「言葉」の発達。「なかなか言葉を話さない…」と不安に思っているママにはぜひ読んでほしい!子どもの言葉とライフスタイルは密接に関係しているのです。

子どもが産まれたその日から、必死に育児に取り組む私たち。「うちの子は順調に育っているかな」「ひとり歩きできるかな」など、毎日子どもの様子を気にかけながら子育てに奮闘しています。

そんな中で迎える1歳半健診。事前に母子手帳を記入しようと開いた時、「あれ?これって大丈夫かな…」と急に不安になることがありませんか?そう、言葉の発達です。

1歳半健診で「あれ?」急に感じる言葉の不安

子どもが生まれて1年半経った頃におこなわれる「1歳半健診」。正式には「1歳6ヶ月児健康診査」という名称で、各市町村が主催となっておこなわれる法定健診のひとつです。法定健診とは母子健康法という法律に基づいておこなわれるもので、1歳半児と3歳児(もしくは3歳半児)が対象となります。

行政から健診の案内が届き、そこには「事前に母子手帳の記載をお願いします」と書かれているので母子手帳の1歳半児のページを開くといくつかの質問があり、「はい」か「いいえ」で返答するようになっています。ひとり歩きやコップ飲みができるかなど、子どもの成長に関する項目があるのですが、その中の一つに「意味のあることばをいくつか話しますか」という言葉の成長を問うものがあります。
ここですんなり「はい」と答えられる場合はいいのですが、不安になることも多いようです。実際に筆者の娘も「ママ」とははっきり言わず、「マンマン」や「マム」と言うので、「はい」にするか「いいえ」にするかで迷った記憶があります。そのことを健診の際に保育士さんに話すと、実際に私と娘のやりとりを見てくれ、明らかに母親を呼んでいるから大丈夫だと言ってくれ安心しました。

言葉の発達は「大人の関わり」が大切!

1歳半健診で言葉の成長に不安が見られた場合、2歳児でもう一度その発達度合いを確認されることが多いようですが、次の健診までの間に子どもが言葉を覚えられるよう、子どもとの関わり方を見直してみることをオススメします。と言うのも、子どもの言葉を育むためには「大人との関わり」が重要なポイントとなるからです。
なぜなら子どもは楽しいことが大好き。しかしまだ1歳や2歳という幼い子どもに「楽しい」という感覚を感じさせられるのは大人しかいません。大人と関わる中で「楽しい!」と思うことがあれば、そこに興味を持ちはじめ、大人の真似をするようになります。要するに子どもにとって「言葉を発すること」が「楽しい」ことになれば、どんどん話すようになるのです。

ここを見直そう!親子のライフスタイル

子どもの言葉が育つために必要な大人の関わり。忙しい毎日の中でも工夫次第でその時間を増やすことができます!そのためのポイントはたった4つ!ぜひ参考にしてくださいね。

①ごはんの時は会話を楽しむ

「今日のごはんにはにんじんが入ってるよ」「黄色くて長い果物は何ていう名前かな」というように、ごはんの時は単語を覚える大チャンス!基本的に「食べるもの」というのは子どもにとって興味が湧くことが多いので、テレビなどはつけず会話を楽しむといいでしょう。

②テレビを見るなら一緒に

子育ての悪役になってしまいがちなテレビ。でも助かることだってたくさんありますよね。大切なのはテレビの活用法。子どもが1人で見るのではなく、できるだけ親子で一緒に見ることがオススメです。特に子ども番組は歌ったり踊ったりと楽しむ要素がたくさんあるので、歌やダンスを一緒に覚えて、体を動かしてみると良いでしょう。すると歌に合わせて言葉を発し始めるようになります。

③歌やリズムにのせて伝える

子どもは歌やリズムが大好きなので、毎日耳にしていると、自然に覚えていきます。これは言葉の発達にも効果的!例えば「いとまきのうた」の「いーとーまきまき」の部分を、バナナを剥くときに「バーナナむきむき」とするだけで「バナナは剥いて食べるもの」というように、そのものの名前と性質が一度にインプットされます。簡単なリズムでいいので、子どもが楽しめる替え歌を作るのもオススメです。
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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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