2020年7月21日 更新

イライラして寝顔を見ながら謝ってしまうママに、ぜひ試してほしい!子育てがスッと楽になる『OK育児』とは?

育児セラピストであるSHEILAさんが発信する“感情的に怒らなくてすむ”育児法。ちょっとママの視点を変えるだけで、ママの日常のイライラを減らすことができるかもしれません!

育児セラピストとは

育児セラピストとは、一般社団法人日本アタッチメント育児協会の定める認定資格です。これから育児や保育に携わる人、今まさに育児中の人を、サポートする専門家として活動されています。

0~12歳までの子どもの発達と養育者や保育者が知っておくべき知識を学び、日常の育児や保育で実践できる知識とスキルを身に付けます。元バトミントン選手・潮田玲子さんや、歌手のhitomiさんも取得されており、最近ではりゅうちぇるさんも取得したと話題になっていました。

筆者自身、この資格に興味を持った際に「遠方で講座受講ができない…」と諦め掛けていたところ、育児セラピスト・SHEILAさんの本OK育児でノンストレスに出会いました。

子供を変えるのではなくママ自身の考え方を変える

では、この『OK育児』とは、どのようなものなのでしょうか?

SHEILAさんが発信するOK育児とは【O=怒らないで、K=気をそらす。】こと!

”OK”といっても、悪いことを全て許して、気をそらすわけではありません。ダメなことはもちろんしっかり教えてあげます。

3歳くらいまでの子供は、何が良いことで何が悪いことかを、ハッキリとはわかっていないそうです。なんとなく悪いことだとは認識していても、大人のようには理解できていない状態。善悪の区別がハッキリついていないからこそ、しっかり目を見て向き合って、理由を伝えて、教えてあげます。

また、いわゆる「イヤイヤ期」や「見て見て期」の子供たちは、イタズラではなく、ママに注目されたくて真似っこをしているだけだそうです。この内容を見て、筆者はハッとしました。 イラズラだと思っていることも、大人の目線だよなぁ…と。子供たちを大人の枠で捉えたらいけないよなぁ…と。

だから「これしないで!」と言うのではなく、子供たちが興味を持ちそうなことに気をそらして、グズりやイタズラを減らしていく、というのがこの育児法です。

そのためには、普段から意識的に子供たちを観察することが大切ということ。「これをすると喜びそう!」という”小ネタ”をたくさん作っておくと、子供たちと一緒に楽しめる引き出しがたくさんできるのです。

ただ、子供たちを変えようとするのではなく、ママの視点を少し変えてあげる。言い聞かせても伝わらない時は、気をそらしつつ、また説明して教えていく、という根気もいる方法です。

ただ不思議とそれを繰り返していくと、スッと楽になり、子供たちの笑顔の時間も増えるのです。

SHEILAさんのブログでは、このようにお話されています。
観察育児をもし簡単に言うならば、子供をよく観察するのはもちろんなんだけど!

子供の行動やマインドを疑問や不思議を感じたときに自分が子供になって考えてみることかもしれません。

常に客観的に俯瞰でみること。

子供の気持ちになると言うよりは、子供になる!!

すると不思議なくらい子供が何故こんなことをしたのか、何故何度言ってもするのかが見えてきてイライラもしないし、逆に成る程!と思って理解ができるようになるんです。

筆者の体験談

筆者の娘は、0歳の頃からあまり寝るのが得意ではなく、私自身寝不足に悩んでいました。

寝不足になると、どうしても体調に影響が出たり余裕がなくなったり…の悪循環。でも、このOK育児の本を読んで、発想の転換が起こりました。

寝かそう、寝かさなきゃ、と思うから、余計気負いしてしんどくなるのかなぁと。
「時間がないのに〜!」
それって大人の都合だよなぁ。
「出かけるから今のうちに寝て欲しいのに〜!」
今眠くないかもしれないよなぁ。
「家事したいからひとりで遊んでて〜!」
一緒に遊んでほしいよね、少しくらいゆる家事でいいか。
など、娘の視点で考えられるようになりました。そして、娘のペースに合わせて待つようになりました。

2歳になった現在、イヤイヤ期がいざやって来るかと構えていましたが、想像していたものよりはるかに落ち着いています。以前ご紹介した「伝えることの楽しさ嬉しさを体感できた」ベビーサイン育児の効果もあると思いますが、このOK育児も非常に効果的だったと感じています。

ママたちの毎日をハッピーに

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