2021年3月13日 更新

小学校入学前のお子さんママ必読!「就学相談」のスタートは意外と早い

小学校入学前に行われる「就学相談」を知っていますか?入学後にお子さんが自分らしく過ごせる場所を得られるよう、また集団生活で困ることが多かったり、発達面での心配があったりするお子さんのママはぜひ知って欲しい制度です。

就学相談とは?

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「就学相談」とは、特別な支援が必要なお子さんが小学校入学後に過ごすクラスを決めるための面談です。普通級に進むことを決めている場合は、必要ありません。保護者と教育センターの話し合いの上で、通級・特別支援学級・特別支援学校という様々な選択肢の中で、子どもに最も適した環境を与えることを目的としています。

もちろん、入学後に学校で過ごしてみてから普通級から支援級へと転籍することも可能です。就学相談だけがクラス決めのチャンスではありませんから、安心してくださいね。

幼稚園・保育園での集団生活中に困り感があったり、発達面での心配がある場合には、相談しておいて損はないでしょう。進学先の最終的な意思決定は保護者にありますから、意に添わぬクラスに入らなければならないということはありません。

参照:りたりこ発達なび「就学先を決める就学相談を徹底解説!通常級・通級・支援級・支援学校、子どもに合った進学先はどこ?」
https://h-navi.jp/column/article/35025793

要注意!就学相談の予約開始は早い

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就学相談の内容や日程は自治体によって異なりますので、お住いの地域のホームページで必ず確認しましょう。しかし、共通しているのは"わりと早くから就学相談の予約がスタートする”ということです。

筆者の住んでいる地域の就学相談は、8月末から12月半ばにかけて行われました。しかし、説明会は6月末、就学相談の予約は6月末から7月末とかなり早めです。年長になるまでに就学相談を受けるかどうかは決めておかないと、間に合わない可能性もありますよね。

筆者が普通級に進学した第1子の時に、入学後の生活について具体的に考えるようになったのは秋冬頃でした。ですから、第2子の就学相談に臨んだ際には、「早すぎない?」「予約を逃してしまったママいないのかな?」と1人でソワソワしてしまったものです。

第2子である娘の療育先で知り合ったママ達に聞くと、住んでいる地域によって就学相談が実施される時期は異なっていました。秋頃に就学先が決まっている方もいましたし、ギリギリまで決まらなかった方もいました。面談の回数にも幅があったように感じます。

筆者は就学先を決めるための学校見学日より後に、就学相談を予約しておきました。娘は気に入った学校と気に入らない学校があったので、見学して良かったと感じています。学校公開日や運動会などに学校の様子を見ておくのもオススメです。

就学相談の流れ

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お住いの自治体によっても違いはあると思いますが、筆者の参加した就学相談は以下のような流れで行われました。
①就学相談説明会
各学級の特徴や今後のスケジュール、必要なものの説明がありました。

②就学相談予約
筆者の地域では直接教育センターに赴き、予約と同時に面談も行われました。結構時間がかかったので、「面談があると知っていたら子供を置いていったのに」と後悔しました。

③発達検査を行い、期日までに郵送
筆者の自治体では面談より前に提出するよう言われたためです。

④学校見学
予約した面談日によっては見学が後になります。クラスで丁寧な説明を受けた後、まさかの校長先生との面談があり、ビックリしました。

⑤就学相談・行動観察
保護者は教育センターの職員と面談、子どもは別室で模擬授業のようなことをして、心理さん達に様子を観察されたようです。こういう場面が苦手なお子さんもいそうですよね。

⑥教育センターで審議

⑦電話で所見
教育センターがどのクラスを勧めるかを伝えられ、保護者の意思確認をされます。(電話ではなく面談の方もいるそうです。)

⑧正式な就学先決定通知が郵送される


この間に幼稚園・保育園では園で最後の行事がたくさん行われるので、なかなか気忙しく感じられるかもしれません。発達検査などは余裕を持ってとっておくと良いですね。

まとめ

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今回は、就学相談についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?筆者は意外と早い時期の予約開始に驚いたので、逃して後悔するママがいないようにと思い、書いてみました。

就学先を決める時は、とても悩むと思います。どの選択肢にもメリット・デメリットがありますし、将来のことまで考えたらもう、どこが良いか分からなくなりますよね。ですが、初めに記したように後々クラスを移ることも可能ですから、「今のお子さんが過ごしやすい場所」を念頭にクラス選びをすると良いのではないかと思います。

より良い学校生活が送れるように、最初のスタートをどうするか、親子でじっくり話し合ってみてくださいね。
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