妊娠している約10ヵ月の間に、ママのからだはどんどん変化していきます。では、妊娠するとからだにどのような変化が起こるのか?からだが変化することで起こりやすいマイナートラブルをご紹介します。
血糖値上昇
hPL(ヒト胎盤性ラクトーゲン)などの胎盤からのホルモンが、インスリンの働きを抑えます。それにより、妊娠前に比べると血糖値があがりやすくなります。
おっぱいトラブル
卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌が増えると、乳腺が発達するため乳房が大きくなったり張ったりします。これは、産後赤ちゃんに母乳をあげる準備です。
また、メラノサイトという色素細胞が、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの影響を受けて活性化します。そのため、シミが出来たり乳輪が黒ずんだりすることもあります。
また、メラノサイトという色素細胞が、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの影響を受けて活性化します。そのため、シミが出来たり乳輪が黒ずんだりすることもあります。
頻尿
黄体ホルモンの影響で、尿の通る尿管と膀胱の筋肉が広がり、尿がたまりやすくなります。また、膀胱は子宮の下にあるため子宮が大きくなっていくことで圧迫され、尿があまりたまっていなくても尿意を感じたりします。さらに、循環する血液量が増えると尿の量も増え、頻尿になります。
便秘
黄体ホルモンの影響で腸の動きが低下するだけでなく、子宮が大きくなることで腸が圧迫されてさらに動きが悪くなるため、便秘になりやすくなります。なかには下痢になる人も…。