入園・入学などそれぞれが春からの新生活に向け、準備に入っている方も多いと思います。そんな新生活のスタートとともに、ママにとっては“我が子の安全”についての心配もでてきます。大人が常に一緒にいられなくなる年ごろに、どんな防犯意識を教えて行けるのか、考えてみます。
子供と不審者
子供が巻き込まれる犯罪は交通事故だけに限りません。特にこの時期は不審者の事件も多発する時期です。子供の気持ちが軽やかな時こそ、警戒心が薄れます。
春を楽しみにしている子供に、物騒な話をするのは気が引けるかもしれませんが、とても大事な事です。不審者と言うものがどんなものなのか、不審者に近づかないルールを明確に子供に伝えましょう。
春を楽しみにしている子供に、物騒な話をするのは気が引けるかもしれませんが、とても大事な事です。不審者と言うものがどんなものなのか、不審者に近づかないルールを明確に子供に伝えましょう。
子供が気を付けること
・一人にならない
日が暮れて来てからの話ではなく、公園や近所で遊ぶなど、どんな時でも一人にならない事を言い聞かせます。また子供が小さいからまだ子供だけでは遊ばせない、と言うママは子供を一人にしない事を心がけましょう。こちらが思っているよりも「すぐだから」の「すぐ」は簡単に子供を連れ去れるだけの時間である事を、頭においておきましょう。
・危険な所に近づかない
まず、子供にとっての危険な所は、人がいない所です。明るい時間であっても、どんなに敷地が広い所でも、周りに人がいない様なら、すぐにその場を離れ、人が大勢いて賑やかな場所に移る様に教えます。ただし気を付けなければいけないのは、繁華街やショッピングモールなど、極端に人が多く、かなりの比率で不特定多数の大人が多い場合です。賑やかな所で声をかけ静かなところに誘い込む、と言う手口もあるので、基本的には娯楽施設に子供だけではいかないと言う約束も、大切です。
・知らない人と話をしない、ついていかない
知らない人と言う定義は子供にはまだ難しい場合もあります。話をした事はないけど時々見かけると言う場合「知ってる人」になりがちです。知らない人は何か、を教える時に、その人の名前や住まいを始めとし、情報を何も持っていなければ知らない人と判断して構わないでしょう。「お菓子があるからお家においで」と言う文句は簡単に子供の心をくすぐります。そして一番気を付けたいのは「ママが交通事故にあった」など危険な言葉で連れて行こうとする場合もありますので、家族に何かあった時に連絡手段になってくれる信頼できる人を明確にし、子供にも伝えましょう。
・逃げる
自分の後をついてくる、移動しても視界のどこかにいる、自分に触れて来たなど、子供がそれらを察したら逃げる事が鉄則です。子供は手が届く距離にいると思うとそれだけで、怖さが膨れ上がります。怖くて逃げられないとなる前に、逃げる事で距離を作る事を教えてください。そして必ず人がいる場所に向かう、子ども110番の家や、お店に駆け込む事も一緒に教えてください。もちろん交番があれば、そこに駆け込む事が一番です。小さい子供と一緒にお出かけするママも同じです。いつも見えるとこにいるな、ずっとこちらを見ているなと思ったら距離をとり、賑やかな場所に移りましょう。
・大声を出す、防犯グッズを持たせる
いざ自分に声をかけてきた、身の危険を感じた、そんな時子供は、実際何も出来ないものです。助けを呼びなさいと言われても「助けて」と叫べる子供は少ないでしょう。実際悲鳴だけでも、子供の遊びと勘違いされたりする場合があるので、そんな時は「火事だ!」と叫ぶと良いようです。それすらも出来ない時の為に、防犯グッズを持たせておく事も大切です。
日が暮れて来てからの話ではなく、公園や近所で遊ぶなど、どんな時でも一人にならない事を言い聞かせます。また子供が小さいからまだ子供だけでは遊ばせない、と言うママは子供を一人にしない事を心がけましょう。こちらが思っているよりも「すぐだから」の「すぐ」は簡単に子供を連れ去れるだけの時間である事を、頭においておきましょう。
・危険な所に近づかない
まず、子供にとっての危険な所は、人がいない所です。明るい時間であっても、どんなに敷地が広い所でも、周りに人がいない様なら、すぐにその場を離れ、人が大勢いて賑やかな場所に移る様に教えます。ただし気を付けなければいけないのは、繁華街やショッピングモールなど、極端に人が多く、かなりの比率で不特定多数の大人が多い場合です。賑やかな所で声をかけ静かなところに誘い込む、と言う手口もあるので、基本的には娯楽施設に子供だけではいかないと言う約束も、大切です。
・知らない人と話をしない、ついていかない
知らない人と言う定義は子供にはまだ難しい場合もあります。話をした事はないけど時々見かけると言う場合「知ってる人」になりがちです。知らない人は何か、を教える時に、その人の名前や住まいを始めとし、情報を何も持っていなければ知らない人と判断して構わないでしょう。「お菓子があるからお家においで」と言う文句は簡単に子供の心をくすぐります。そして一番気を付けたいのは「ママが交通事故にあった」など危険な言葉で連れて行こうとする場合もありますので、家族に何かあった時に連絡手段になってくれる信頼できる人を明確にし、子供にも伝えましょう。
・逃げる
自分の後をついてくる、移動しても視界のどこかにいる、自分に触れて来たなど、子供がそれらを察したら逃げる事が鉄則です。子供は手が届く距離にいると思うとそれだけで、怖さが膨れ上がります。怖くて逃げられないとなる前に、逃げる事で距離を作る事を教えてください。そして必ず人がいる場所に向かう、子ども110番の家や、お店に駆け込む事も一緒に教えてください。もちろん交番があれば、そこに駆け込む事が一番です。小さい子供と一緒にお出かけするママも同じです。いつも見えるとこにいるな、ずっとこちらを見ているなと思ったら距離をとり、賑やかな場所に移りましょう。
・大声を出す、防犯グッズを持たせる
いざ自分に声をかけてきた、身の危険を感じた、そんな時子供は、実際何も出来ないものです。助けを呼びなさいと言われても「助けて」と叫べる子供は少ないでしょう。実際悲鳴だけでも、子供の遊びと勘違いされたりする場合があるので、そんな時は「火事だ!」と叫ぶと良いようです。それすらも出来ない時の為に、防犯グッズを持たせておく事も大切です。
大人が気を付けること
子供と一緒にいる時間が減る大人でも、対策として出来る事があります。
・一人にしない
子供が気を付ける事に「一人にならない」と書きましたが、大人が「一人にしない」のも鉄則です。一緒に出掛けても子供の防犯意識が、まだそこまで高くない場合は特に、別行動をする事は避けましょう。大人と一緒にいるから絶対安心という事にはならないのです。
・情報交換をする
地域の学区内や子供がよく遊ぶ公園などのそばでは、防犯パトロールの地元住民の方がいると思います。そういった方たちや、ママ友と情報交換をしておく事も大切です。親の目が届かなくなる事が増えると、その親同士で交換する情報はなくてはならないものです。またそういった運動がない地域の方は、日常の行動範囲で、気軽に世間話など出来る人を作っておきましょう。防犯意識を持っている事を伝えれば、相手もまた気にする様になり、情報交換まで出来る様になります。
・緊急連絡先は必ず伝える
子供を誘う手段として「ママが交通事故」などの言葉を使う人がいる事は説明しましたが、子供の保育園や幼稚園などのお迎えも、誰が行くかを明確にして、子供だけではなく、先生にも伝える様にしましょう。親戚だから、友達だからと言った言葉をうのみにしない様に、顔や連絡先は明確にする事が大事です。
・子供の持ち物に名前をつける場合は、目立たない場所に
子供の鞄などに名前入りのキーホルダーをつけたり、刺繍をしたりと目立つところに名前を入れてしまうと、不審者も名前を記憶し、覚えます。そして子供に「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と気さくに話しかけやすくなります。子供は名前を呼ばれる事で、自分を知っていると認識するので、そこで「ママの友達だよ」とでも付け足されたらあっさり信じてしまう事も、勿論あります。紛失対策などで名前をつける場合は、目立たない場所がいいでしょう。 br>
・服装に気を付ける
最近は子供でもファッション性を重視した洋服がたくさんありますし、女の子は特に、大人への憧れからファッションをよく意識してオシャレを楽しんでいる子もいますよね。大人に近い肌の露出やデザインは、不審者の目にもとまりやすいです。また、気に入ってるからと言った理由で同じ服を毎日の様に着る事も、顔を覚えられたり、子供の好きなものを必然的に覚えやすくなるので、声をかけるきっかけにはしやすい様にも思います。親が心配する様な服装は、外の大人もよく見ている服装だと言う事を意識して、子供の服装にも気を配りましょう。
子供が気を付ける事に「一人にならない」と書きましたが、大人が「一人にしない」のも鉄則です。一緒に出掛けても子供の防犯意識が、まだそこまで高くない場合は特に、別行動をする事は避けましょう。大人と一緒にいるから絶対安心という事にはならないのです。
・情報交換をする
地域の学区内や子供がよく遊ぶ公園などのそばでは、防犯パトロールの地元住民の方がいると思います。そういった方たちや、ママ友と情報交換をしておく事も大切です。親の目が届かなくなる事が増えると、その親同士で交換する情報はなくてはならないものです。またそういった運動がない地域の方は、日常の行動範囲で、気軽に世間話など出来る人を作っておきましょう。防犯意識を持っている事を伝えれば、相手もまた気にする様になり、情報交換まで出来る様になります。
・緊急連絡先は必ず伝える
子供を誘う手段として「ママが交通事故」などの言葉を使う人がいる事は説明しましたが、子供の保育園や幼稚園などのお迎えも、誰が行くかを明確にして、子供だけではなく、先生にも伝える様にしましょう。親戚だから、友達だからと言った言葉をうのみにしない様に、顔や連絡先は明確にする事が大事です。
・子供の持ち物に名前をつける場合は、目立たない場所に
子供の鞄などに名前入りのキーホルダーをつけたり、刺繍をしたりと目立つところに名前を入れてしまうと、不審者も名前を記憶し、覚えます。そして子供に「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と気さくに話しかけやすくなります。子供は名前を呼ばれる事で、自分を知っていると認識するので、そこで「ママの友達だよ」とでも付け足されたらあっさり信じてしまう事も、勿論あります。紛失対策などで名前をつける場合は、目立たない場所がいいでしょう。 br>
・服装に気を付ける
最近は子供でもファッション性を重視した洋服がたくさんありますし、女の子は特に、大人への憧れからファッションをよく意識してオシャレを楽しんでいる子もいますよね。大人に近い肌の露出やデザインは、不審者の目にもとまりやすいです。また、気に入ってるからと言った理由で同じ服を毎日の様に着る事も、顔を覚えられたり、子供の好きなものを必然的に覚えやすくなるので、声をかけるきっかけにはしやすい様にも思います。親が心配する様な服装は、外の大人もよく見ている服装だと言う事を意識して、子供の服装にも気を配りましょう。
「いかのおすし」
幼稚園や学校などの、指導の中で「いかのおすし」といったスローガンが出て来ます。
これは
・いかない(知らない人についていかない)
・のらない(知らない人の車に乗らない)
・おおきな声(危険を感じたら大声を出す)
・すぐに逃げる(危ないと思ったらすぐに逃げる)
・しらせる(大人に知らせる)
の頭文字を取ったスローガンです。
小さな子供でも覚えやすいスローガンですので、是非子供に教えてあげてください。
子供がまだ小さくて意味までは理解できないという場合は、即席の絵本を作ってあげると、なんとなくのニュアンスで、子供も覚えやすくなります。
これは
・いかない(知らない人についていかない)
・のらない(知らない人の車に乗らない)
・おおきな声(危険を感じたら大声を出す)
・すぐに逃げる(危ないと思ったらすぐに逃げる)
・しらせる(大人に知らせる)
の頭文字を取ったスローガンです。
小さな子供でも覚えやすいスローガンですので、是非子供に教えてあげてください。
子供がまだ小さくて意味までは理解できないという場合は、即席の絵本を作ってあげると、なんとなくのニュアンスで、子供も覚えやすくなります。