2021年4月7日 更新

~真夏の『エアコン待機者』にならないために~ エアコン本格稼働前にしておきたい「エアコン試運転」マニュアル

昨夏エアコンが2週間以上使えなかった『エアコン待機者』は約4割にも上ることが判明!本格稼働前にしておきたい「試運転」マニュアルとは

気象庁の発表によると、今年の夏は平年並みか、平年より気温が高くなる見込みで、厳しい暑さになることが予想されています。そのため、今年は少し早めの時期からエアコンを稼働させ始める方も多くいるのではないでしょうか。

この度パナソニック株式会社では、昨年エアコンを購入、または修理した500名を対象に、昨夏エアコンが2週間以上使えなかった『エアコン待機者』の実態を把握する調査を実施しました。

昨夏に購入・修理し、エアコンが2週間以上使えなかったと回答した『エアコン待機者』は約4割!

昨年エアコンを購入、または修理した人がエアコンを使用できるようになるまでの期間を調べたところ、夏本番(7~8月)のタイミングでエアコンを購入した人のうち、約4割(39.1%)が2週間以上待っていたことが明らかになりました。
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また、同時期にエアコンを修理した人も約4割(39.9%)が2週間以上待ったと回答。昨夏購入・修理した人のうち、エアコンが2週間以上使えなかった『エアコン待機者』は全体で約4割にも上ることが判明しました。
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2週間以上にわたってエアコン待機をした理由として一番多かったのが「繁忙期で販売店や業者の予約が取れなかったため」という回答。特に夏本番にエアコンを修理した人の27.9%、同時期にエアコンを購入した人の26.8%と、全体で3割近くの人が真夏の工事繁忙期に重なり、すぐにエアコンを使用できなかったことが判明しました。
また、真夏に『エアコン待機者』が実施した対策として以下のような声があげられ、猛暑の中、工夫を凝らして暑さ対策を強いられた様子が伺えました。

・扇風機を使ったほか、他の部屋のエアコンをフル回転した上サーキュレータで冷風を送った(60歳男性、茨城県)
・エアコンが壊れた自室で寝ることができず、別の部屋での就寝を迫られた(44歳男性、愛知県)
・ホテルを借りた(20歳女性、神奈川県)
・本当に暑くて、体がおかしくなった。修理の日まで、水風呂に入ったりして凌いだ(48歳女性、宮城県)
・引っ越しのタイミングをずらして、入居後すぐに取り付けが出来るように手配した(47歳男性、静岡県)

約半数が買い替え前のエアコンを10年以上使用

エアコン購入者の買い替え前のエアコン使用年数を調べたところ、一番多かったのが20.4%で「15年以上」、次いで「10~15年未満」が20.0%、「7~10年未満」は3番目に多く13.5%という結果に。購入前にエアコンを持っていなかった人を省き、一般的なエアコン交換目安である10年を超えて使用している人は48.4%と約半数にも上ることがわかりました。
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また、昨夏にエアコン購入した人のうち希望機種を購入できた人は25.5%にとどまりました。エアコンは、夏本番前に購入したほうが希望機種が手に入りやすそうです。

22.8%が月に1回、20%が半年に1回など、約9割が正しいフィルター掃除頻度で手入れができていないことが判明!

このように、エアコンを長期にわたって使い続けていた人が多いことがわかりましたが、現在使用しているエアコンはどのようにお手入れしているのでしょうか。

エアコン能力の低下を防ぎ、消費電力を抑え、より長くエアコンを使用するためには、2週間に1回程度フィルター掃除をすることが大切です。しかし、実際は、2週間に1回以上掃除をしている人は13.0%しかおらず、22.8%が月に1回、20%が半年に1回など、9割近く(87.0%)の人が適切なフィルター掃除頻度でお手入れができていないことが明らかになりました※。
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