2019年2月1日 更新

寝て欲しいのに寝てくれない!ママにも悩ましい問題「子供の睡眠」ついて

寝て欲しいのに寝てくれない・・・ママにも悩ましい「子供の睡眠」問題ついて、自身の体験や見聞きした体験談も交えながらご紹介します。

次に2~3歳頃です。息子の『添い乳』は2歳終盤まで続きました、『添い乳』自体が悪い事なわけではないのですが、ひっそりと3歳にはなんとか卒業したい…と言う思いでした。じわりじわりと抱っこで寝かしつける様に仕向けたりもして、一週間ほどかけて『添い乳』からは何とか卒業出来ました。

そしてこの頃の息子の睡眠事情と言えば、昼寝は結構しっかりする様になり、わりと決まった時間(食後の正午頃)に決まった分(二時間前後)寝る様に。なるべく午前は目いっぱい動く事を意識して、午後は家の中で基本的には過ごしていました。

夜はと言えば、寝ません。理想の時間は遅くても20時には…!と目標をたてて逆算しながら動いても、どうしても22時~23時頃やっと寝る。この頃は夜泣きもまだあったので、朝も結構お寝坊(遅いときは9時起床など)続きでした。

自分で調べた情報では、基本的な事は0~1歳の時と何ら変わらないのですが、『昼間の興奮が夜に響く』と言った新しい情報を得ました。少しずつ言葉に意味を持ち始め大人の言う事も理解する様になり、意思を持った行動もしっかりする様になるおかげで、昼間の楽しかった事も嫌だった事も、その『興奮』が夜に向けてむくむくとまた膨らみ始める。そして寝ない。夜泣きに繋がる事も。これは大いに当て嵌まりました。

なので解決策として、お風呂やお布団の上で一日の出来事をなぞりながら、『あれは楽しかったね』『これは嫌だったね』と一緒になって興奮を鎮めていくやり方を選んでみたのですが、なんとこれは効果抜群!早めのお風呂で一日を一緒に振り返りながらしっかりお風呂で身体を寛がせ、湯冷ましを飲みながら翌日の予定を立てながら抱っこするとすぐに寝る様に。

身体が大きくなってきた分、動きにもダイナミックさが出てきていた息子は、体力的にはちゃんと疲れていたのだと思います。夜泣きはしばしばあるものの、朝まで無事に寝る日も少しずつ増え、朝もスムーズに起きる様になってきました。

この時に学んだ事は、『結構大人に近い』でした。

筆者自身も、良くも悪くも昼間に興奮すると、夜になんとなくその出来事を思い出して妙にテンションが高まる傾向があったので、それを誰かと分かち合うと消化されてすっきり。と言うのは意外にも、この頃の息子と重なりました。

<3歳頃~現在>

そして3歳頃~現在に至るわけですが、結果として現在は先に触れた様に昼寝を断固拒否して、夜にしっかり寝ています。昼寝に関してはとにかくやりたい事がいっぱいあって寝たくない様で、昼寝をしっかりさせなくては、とどこかで思い込んでいたのですが、体力もありあまり、昼寝をしないでも夜にしっかり寝るならいいか、と思う様にしました。

実際また情報収集してみると、3歳過ぎともなると昼寝の必要性も二分されます。昼寝が必要であるか、またはないならないで大丈夫か。どちらかです。どちらにもきちんとした理由があり過ぎて、真反対の事なので筆者も早々にパンクして、息子をよくよく観察しました。

実は筆者は自分の時間も獲得するのが、そのタイミングしかなかったので、何とか息子には昼寝をと意地になっていた節があります。息子が寝ない事にではなくて、自分の時間が確保出来ない事に苛立っている事に気付きました。

残念だけど、自分の時間はそろそろ自分でうまく見つけていくしかないとして、息子には昼寝を強要しなくなりました。そして夜にはしっかり疲れているので、抱っこで15分もすれば寝てしまい、夜泣きもなく、トイレに起きるくらいで、後は朝までぐっすりになりました。

昼寝はしなくなる事をよしとすれば、これまでの苦労が懐かしくなるくらいの現状です。欲を言えば、寝つきを抱っこではなく布団に入って自然と目が閉じる様になってくれれば・・・と思いますが。

ここにきて検索は色々しなくなりました。時々会うママさんの話を聞いたり、息子と話をしたりで、その日その日に気持ちよく寝る事を目標にしています。

学んだ事は、自分が望む形と子供の望む形は同じではないという事です。

まとめ

それでもやはり、今でも昼間も夜もなかなか寝ないと言う状況であれば、きっときちんとした専門の医療機関を頼っていたと思います。ただ寝ない、ではなく『睡眠障害』を疑えば色んな病気の中に含まれているキーワードなので、受診するしかないと思っていたのです。

一緒に布団になってごろごろしているうちに寝てしまう、絵本を読んでいるうちに寝てしまう、など憧れたシチュエーションは色々あったものの、それはどれも理想のままですが息子が夜にすやすや寝る顔を見る度に、寝てくれなかった日を懐かしくも思います。

現在お子さんが寝てくれないという事で奮闘しているママさんも、夜泣きに悩むママさんも、お子さんのため、自分のためと日々頑張っている事とは思いますが、色んな情報や知識が溢れる中でも、自分たちに向いた睡眠を始めとした安定したサイクルが見つけられるといいですね。

余談ですが、筆者が本気で息子が寝ない事に思い切り悩んでいた時期に『いつか終わるよ、いつかちゃんと寝る様になるよ』と言った言葉を頂いたのですが、何となく後ろ向きにしか捉えられていませんでした。今も『いつかはいつなんだろう』と思う事がしばしばです。

実際三年かかって寝る様になったのですが、これはあくまでも筆者とその息子の、一例としての体験談なので、誰にでも当てはまるわけではありません。ですが定まらない『いつか』のための参考になれれば、嬉しく思います。
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K K

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