2021年7月31日 更新

非常時・時短・夏休みのお昼ごはんにも!洗い物いらずの調理方法「パッククッキング」とは

袋に食材を入れて湯せんする調理方法「パッククッキング」。忙しい毎日、お昼ご飯の準備に頭を悩ませる夏休み、水や食料が不足する非常時に役立ちますから、ぜひ覚えて日々の暮らしに活用してみてくださいね!

「パッククッキング」を知っていますか?

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「パッククッキング」とは、ポリ袋に食材を入れて湯せんする調理方法のことを言います。その際使うポリ袋は必ず耐熱温度が130度以上のものか、湯せんに対応している高密度ポリエチレン製のものを使ってください。無地でマチの無い物の方が良いそうです。
湯せんで調理ができると、鍋が汚れないため、非常時に貴重な水を使って洗うことを避けられます。また、湯せんに使ったお湯も手洗いなど飲料以外の用途であれば再利用できるでしょう。

災害に遭った時、乾パンや缶詰といった非常食を食べ始めるのは後にして、まずは普通の食品が劣化してしまう前に食べ始められると備蓄が底をつくまでの期間を短くできます。その時に使える調理方法として覚えておいてください。

また、普段の生活においても「パッククッキング」は便利です。いくつもの食品を同時調理できますし、湯せんしている間は放ったらかしで良いので時短に繋がります。また、洗い物も減ってラクラク!言うことなしです。
参照:農林水産省 要配慮者のための「災害時に備えたストックガイド」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/need_consideration_stockguide.pdf
▼「パッククッキング」に使えるポリ袋はこちら

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●冷蔵庫での保存用に
●野菜の保存に
●料理の下ごしらえに。

覚えておきたい!パッククッキングのレシピ(非常時編)

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農林水産省のホームページには、実際にどうパッククッキングをしたら良いのかレシピが紹介されていました。中でも、ポリCOOKさんのレシピは特に美味しそうで魅力的だったので、ピックアップします。

まずは、非常時に良さそうなレシピを3つご紹介します。


【基本のご飯】
何と言ってもご飯は必須!お米と水、カセットコンロがあれば作れるので、ぜひ覚えておいてください。避難時に慌てずに済むように、筆者は一度作ってみようかと思っています。

【ツナトマトカレー】
ツナ缶・トマトジュース・コーン缶ほか常温保存できるものだけで作ることができます。ローリングストックで備蓄していたものを利用して作れる災害時にピッタリのレシピです。

【キャベツのヘルシーパスタ】
災害に遭っても、すぐであればベーコンやキャベツがなどの買い置きの食品もまだ使えるはずです。魚肉ソーセージや別の野菜で代用してもOKかもしれません。その時にあるもので応用して作りましょう。
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