【出産準備】本当に必要なものはなに？～沐浴・ベビーケア編～ (page 2)

手の届くところに、泡で出てくるベビーソープを置いて沐浴を行えば、とても楽に沐浴を行うことが出来ます。

液体ソープや固形石鹸などもありますが、これらは泡立てることがとても手間になります。片手で赤ちゃんを支えながら液体ソープや石鹸を泡立てて用意することは、不安定で危ないですし、赤ちゃんの冷えにも繋がります。

成分等のこだわりでどうしても使用する場合は、沐浴開始前に泡立てて使用しましょう

タオル類

新生児のうちは洗濯洗剤も大人と分けたりするほど、赤ちゃんの肌はデリケートです。バスタオルやハンカチなどのタオル類も赤ちゃんのために、柔らかくて清潔な、新品のものを用意することをオススメします。

バスタオルは、湯上りの赤ちゃんを包んで運んだり、拭いたりするので、大判のものがオススメです。素材も柔らかいものが良いので、片面ガーゼの大判バスタオルが良いでしょう。

それとは別に、フェイスタオルくらいの大きさの、沐浴布というガーゼがあります。沐浴布は、最近では沐浴方法を指導する産院などによって、使わない事も多いので、必須というわけではありません。

しかし、赤ちゃんがお湯の中でバタバタと動き回る子の時に、とても役に立ちます。薄いガーゼ素材なので、赤ちゃんに掛けて沐浴を行うと、水に濡れて体に纏わりつきます。この布が一枚あると、赤ちゃんが安心して、大人しくなることが多いです。

また、産まれて間もない赤ちゃんは羊水の中にいた記憶から、お湯に浸かることが好きなことが多いですが、だんだん成長してきて、大人と同じ浴槽に入るようになる頃に、お風呂が怖くなってしまう子も居ます。そんな時に、沐浴布を纏わせて入浴すると安心できることがあります。

高価なものではありませんし、赤ちゃんを育てるうえで何かとガーゼは使いますので、沐浴布は一枚用意しておくことをオススメします。

ベビーケア用品

一通り沐浴用品の必要性や選び方をご紹介してまいりました。その他の用意すべきベビーケア用品は以下のリストにまとめました。

この他に、必要とは言えないけれど、状況によってはあると良いものが、湯温計とベビースケールです。この二つが欲しくなる状況を記載しますので、状況に応じて購入を検討しましょう。

湯温計

沐浴で赤ちゃんを入れる前に、肘などで湯温を確かめます。大人は少しぬるく感じる、38℃～40℃くらいが湯温の目安。お湯を触れば大体の熱さは分かりますので、よっぽど必要は無いですが、給湯器の湯温が安定しなかったり、自身の体感に不安があったりする場合は、湯温計があると安心です。

ベビースケール

赤ちゃん用の体重計です。商業施設の授乳室や地域の保健センター、子育て支援センターなどにも置いてあることが多いので、出産準備段階では、よっぽど無くても大丈夫です。

ただし、母乳育児をするうえで、母乳が足りているのか、子供の体重が増えているのか、不安になってしまう場合があります。5gや10g単位で量れるものは母乳量の測定も出来ますので、どうしても不安な場合には、安心を買う目的でベビースケールを購入することも検討すると良いでしょう。