シートベルトがうまく着けられないときは?
「シートベルトの差込口(バックル)が見つからない!」「刺さらない!」と慌ててしまうお子さんもいますよね。ほとんどの場合は、バックルがシートとシートの隙間に入り込んでいたり、左右のバックルを間違えて差し込んでしまっていることが原因です。お子さんだけでも簡単にシートベルトを見つけられるように、セットになるバックルとキャッチに目印となるシールを貼るのも分かりやすくて良いですよ。
「チャイルドシート」や「ジュニアシート」の使用はいつまで?
2024年8月、JAF(日本自動車連盟)は、チャイルドシートの使用推奨基準を「身長140cm未満」から「身長150cm未満」へ引き上げることを決めました。これは、福岡県で発生した痛ましい事故を教訓に、子供たちの安全を守るため、より長くチャイルドシートを使用することを推奨する動きです。同様の見直しは、他の団体にも広がっています。
参考:チャイルドシート使用推奨基準1.5m未満に引き上げ JAF|NHK
参考:チャイルドシート使用推奨基準1.5m未満に引き上げ JAF|NHK
大切な子供たちのための「チャイルドシート」
車に乗る際の最も安全な方法として、欧米では市販のチャイルドシートを後ろ向きに設置し、座らせることを推奨しています。
例えばドイツでは、1歳くらいまでは後ろ向きに、首が座る1歳を過ぎたころから前向きの着座姿勢に変えることが多いようです。
一方、スウェーデンでは少なくとも3~4歳までは後ろ向きで座ることが推奨されており、これが子供を守る上でとても重要になります。
例えばドイツでは、1歳くらいまでは後ろ向きに、首が座る1歳を過ぎたころから前向きの着座姿勢に変えることが多いようです。
一方、スウェーデンでは少なくとも3~4歳までは後ろ向きで座ることが推奨されており、これが子供を守る上でとても重要になります。
via www.amazon.co.jp
正面衝突時に、前方を向いて車に乗っている人の頭はかなりの力で前に投げ出されます。その勢いは、頭を胸上部に向けて下向きに加えられ、その反動で後ろに引き起こされます。
幼い子供の首は、この衝撃に耐えることができません。
幼い子供の首は、この衝撃に耐えることができません。
チャイルドシートを卒業した150cm未満のお子さんは、ジュニアシートやブースターシートを使用
そして3歳か4歳を過ぎたころ、ようやく前向きに乗車出来るタイミングがやって来ます。この時、すぐに大人のシートベルト(3点式シートベルト)を使ってはいけません。
まだ骨盤が小さく、お腹もぽっこり出ていて、太ももも短い子供たちにとって、ブースターシートは、腰ベルトがより効果的に支える補助をしてくれます。
その時に、肩ベルトを脇の下にまわしてしまったりしては絶対にダメです!万が一の衝突時に、全荷重が腰周りに全て集まってしまい、体を支えきれません。
まだ骨盤が小さく、お腹もぽっこり出ていて、太ももも短い子供たちにとって、ブースターシートは、腰ベルトがより効果的に支える補助をしてくれます。
その時に、肩ベルトを脇の下にまわしてしまったりしては絶対にダメです!万が一の衝突時に、全荷重が腰周りに全て集まってしまい、体を支えきれません。
取り付けは後席に。助手席はNG?
「助手席に子供を乗せちゃダメ」と思っている方、多いのではないでしょうか。
しかし「後部座席にいる子供の様子が見られないのは心配だし、泣き出しちゃったらどうしよう...。」と心配ですよね?
しかし「後部座席にいる子供の様子が見られないのは心配だし、泣き出しちゃったらどうしよう...。」と心配ですよね?