防寒着とチャイルドシートの組み合わせは危険です!
寒くなると、防寒のため子どもに「ダウンジャケット」などモコモコした上着を着せることが多くなりますよね。自動車で移動する時も寒いからと、そのまま『チャイルドシート』や『ジュニアシート』に乗せていませんか?
しかし、ダウンジャケットなどの防寒着を着たままチャイルドシートに乗せるのは、子どもにとってとても危険なんです。どうしてでしょうか?今回は、その理由について詳しく解説します。
ダウンジャケットを着たままチャイルドシートに乗せると、どうして危ないの?
過度な厚着は危険です
上の動画は「チャイルドシート専門店」のYoutube公式チャンネルの動画です。見ていただくと分かる通り、ダウンジャケットなどを着ていると、もし衝突などがあった場合に子どもが抜けてしまい大変危険です。
ダウンジャケットなどの防寒着は、モコモコしているので、一見ハーネスをきちんと装着できている様に感じても、実は逆に抜けやすい状態になっています。
ダウンジャケットはツルツルした素材が多く、また衝突した際にはその衝撃でダウンが圧縮されてしまうため、最悪の場合、チャイルドシートに乗せていても体が抜けてしまう可能性があります。
すごく怖いですよね。実は、筆者も恥ずかしながら上の子が小さい頃はこのことを知らず、ダウンジャケットの上からハーネスを締めていました。
このことを知った時に驚いたのと同時に、今まで事故などに遭わずにすんでいたことにほっとしました。
チャイルドシートを正しく装着するにはどうすればいい?
筆者がチャイルドシートの販売店の方に聞いたところ、防寒着を脱がせてハーネスをするが正解だそうです。
また、トレーナーやシャツなど、着ている服によってもハーネスの締まり具合が変わりますよね。毎回調節するのは大変ですが、子どもを危険から守るためにもしっかりと確認しましょう。
子どもが寒そうな場合は、上から防寒着やブランケットなどをかけてあげると◎子どもは大人より暑がりなので、こうした方が暑ければ自分で体温調節できるので、汗をかいて蒸れたりしないので良いですよ!