2019年8月28日 更新

知っておきたい!不妊治療で行う検査と費用〜人工授精〜

同じ人工授精でも、薬は極力使わず自然に近い形で行う方法もあれば、薬や注射をフル活用し、お金をかける方法もあります。施設によっても治療方法はいろいろなので、治療の特徴や方針、料金設定をよく調べておきましょう。

精子を洗浄・濃縮する

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人工授精当日に、自宅または病院で採取した精液を遠心分離器にかけて洗浄・濃縮し、1ml程度に調整。未熟な精子や奇形精子を取り除いて、元気で活発な精子を集めます。

精子を卵子に注入する

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超音波で卵胞を確認後、精子を専用のカテーテルで子宮の奥に静かに注入します。痛みはほとんどなく、1〜2分で終了するので、しばらく休んだら帰宅してOK。感染症予防の抗生剤(約1000円)が処方されることもあります。
人工授精そのものの費用は保険適用外です。施設が自由に金額を設定できるため、施設によってかかる費用が違ってきます。一般的には1〜2万円が相場ですが、3万円を超える施設もあります。
また、精液の処理にはいろいろな方法があり、方法ごとに金額が変わる施設もあります。精子を事前に採取する場合には凍結保存の費用が必要になり、保険適用外で約1万円〜です。

排卵の有無をチェック

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人工授精の数日後、きちんと排卵がされていたかどうかを超音波検査でチェック。排卵の確認を行わない施設もあります。

合計 約1万〜3万6000円

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問診、超音波検査など前後の治療費は約6000円、人工授精は5000〜3万円と、人口受精の費用は保険適用外で、施設によって大きな差があります。
超音波検査など前後の費用は一部保険が適用されるものもありますが、卵胞チェックの検査回数や投薬など、個人によっても費用は変わります。

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