学生時代にオーストラリアへ留学していたこともあり、アメリカ生活をするにあたって、そう驚くことはないだろう…と高を括っていた筆者でしたが、いざ蓋を開けてみたら驚きのオンパレード!
それでは早速、筆者が驚いた『アメリカ生活、あり得ない日常』をご紹介します。
それでは早速、筆者が驚いた『アメリカ生活、あり得ない日常』をご紹介します。
あらゆる『車』事情
車線が多い!
アメリカのフリーウェイ(日本で言う高速道路)の車線数は、大きなフリーウェイの場合、片側6~8車線ほどが一般的で、なんと10車線以上ある所もあるほどです。筆者がバージニア州在住時代に経験したのは6車線でしたが、初めてフリーウェイを自分で運転した時は、心臓がバクバクしていたのを今でも覚えています。
制限速度の速さには直ぐに慣れたものの、時速110km前後で走る中、5車線立て続けに車線変更して目的の出口へ行くのは、毎回ドキドキ…約6年バージニアで過ごし、走り慣れたフリーウェイでも、この連続車線変更には最後まで慣れることはありませんでした。
制限速度の速さには直ぐに慣れたものの、時速110km前後で走る中、5車線立て続けに車線変更して目的の出口へ行くのは、毎回ドキドキ…約6年バージニアで過ごし、走り慣れたフリーウェイでも、この連続車線変更には最後まで慣れることはありませんでした。
運転が荒い!
日本で運転免許を取得するには、時間・お金・頭脳(筆記試験)・運転技術の全てを必要としますが、それと比較すると、アメリカは格安で10倍簡単に免許を取得できると言っても過言ではありません。
しかし、その簡単さを反映するかのように、アメリカ人の運転技術にはかなりの疑問が…。もちろん、日本人でも運転が下手な人がいるように、運転技術そのものは個人差が大きいと言えますが、アメリカ人は一般的に運転が荒い&雑な人が本当に多いです。
一般道・フリーウェイ関係なく、安全な車間距離を取らない…ウィンカーを点けない車が多い(これは緊急車両も同じ!)…車線変更や合流時に何が何でも道を譲らない…などなど。車の数が多いため、事故の確率も当然高くはなりますが、それにしても、アメリカの交通事故の発生件数は本当に高いと言えます。
日々運転していて、ヒヤッとすることがあるのがむしろ当たり前で、ぶつかられたことも数回。そのうち一度は、主人が勤務中、職場(警察)の駐車場での当て逃げ。車の前方・サイドが見事なまでにボロボロに。場所柄、当て逃げした相手は、同じく警察官…とほぼ断定できるのですが、駐車場に設置されていた防犯カメラは実はダミーで何の証拠もなく、結局相手は分からず仕舞いでした。
しかし、その簡単さを反映するかのように、アメリカ人の運転技術にはかなりの疑問が…。もちろん、日本人でも運転が下手な人がいるように、運転技術そのものは個人差が大きいと言えますが、アメリカ人は一般的に運転が荒い&雑な人が本当に多いです。
一般道・フリーウェイ関係なく、安全な車間距離を取らない…ウィンカーを点けない車が多い(これは緊急車両も同じ!)…車線変更や合流時に何が何でも道を譲らない…などなど。車の数が多いため、事故の確率も当然高くはなりますが、それにしても、アメリカの交通事故の発生件数は本当に高いと言えます。
日々運転していて、ヒヤッとすることがあるのがむしろ当たり前で、ぶつかられたことも数回。そのうち一度は、主人が勤務中、職場(警察)の駐車場での当て逃げ。車の前方・サイドが見事なまでにボロボロに。場所柄、当て逃げした相手は、同じく警察官…とほぼ断定できるのですが、駐車場に設置されていた防犯カメラは実はダミーで何の証拠もなく、結局相手は分からず仕舞いでした。
この車、大丈夫!?
アメリカでは、「えっ!こんなんで、路上走って大丈夫なの?」という車をよく見かけます。窓ガラスの一部が割れている・ヒビが入っている、なくなった窓ガラスにゴミ袋・布やタオルが張り付けられている、外装パーツの一部がごっそりない、サイドミラーがガムテープでぐるぐる巻き・酷いと片方ない、車のサイドや前方・後方などが見事に凹んでいたり傷だらけだったりと、思わず二度見してしまう車が、驚く程に沢山です。
というのも、アメリカには日本のような厳しい車検制度がなく、州によっては車検がない所もあり、それを考えると、中には安全性に欠けた車が走っている…とも言え、ちょっと怖い事実でもあります。
というのも、アメリカには日本のような厳しい車検制度がなく、州によっては車検がない所もあり、それを考えると、中には安全性に欠けた車が走っている…とも言え、ちょっと怖い事実でもあります。
緊急車両
日本の緊急車両は、必要に応じて拡声器(マイク)で「救急車が通ります!道を空けて下さい!」「交差点に進入します!」「右折します!」などの呼び掛けをしており、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?時には、「ありがとうございます!」とお礼を言う救急車もいるくらいですが、こんな丁寧なことをする緊急車両はアメリカには存在しません。
アメリカの緊急車両は、けたたましいサイレンを鳴らして、凄いスピードで通って行きます。大きい道路では、周囲の車両は道路脇(通常右側)に寄り停車することが義務付けられていますが、交通量が多く、更に道路幅の狭い2車線などの道路では、寄せる路肩もなくどちらに進みたいか分からない緊急車両相手に、ただその場に立ち往生することもしばしば。
日本の様に拡声器で一言声を掛けてくれたら、一般車両も動きが取りやすいのに…と思ってしまうのですが、アメリカの緊急車両は身動き取れない状況でも、ひたすらクラクションを鳴らし続けるだけです。
余談になりますが、アメリカで緊急車両(救急車・消防車・警察車両)による交通事故は非常に多く、緊急車両によって引き起こされる死亡事故は、一般車両と比べて約5倍近く高い統計*が出ています。
アメリカの緊急車両は、けたたましいサイレンを鳴らして、凄いスピードで通って行きます。大きい道路では、周囲の車両は道路脇(通常右側)に寄り停車することが義務付けられていますが、交通量が多く、更に道路幅の狭い2車線などの道路では、寄せる路肩もなくどちらに進みたいか分からない緊急車両相手に、ただその場に立ち往生することもしばしば。
日本の様に拡声器で一言声を掛けてくれたら、一般車両も動きが取りやすいのに…と思ってしまうのですが、アメリカの緊急車両は身動き取れない状況でも、ひたすらクラクションを鳴らし続けるだけです。
余談になりますが、アメリカで緊急車両(救急車・消防車・警察車両)による交通事故は非常に多く、緊急車両によって引き起こされる死亡事故は、一般車両と比べて約5倍近く高い統計*が出ています。
【救急車】
・救急車による交通事故は、年間約6,500件
・約60%が救急時(現場に向かう時・患者を搬送中)に起きた事故
【消防車】
・消防士の死亡原因(勤務中)の第2位は交通事故
・車の転倒による死亡事故の66%に消防車が関与している
【警察車両】
・警察車両の追跡による死亡事故は、年間約300件(このうち30%が、追跡とは関係ない人が巻き込まれている)
・1998年~2008年の間で亡くなった警察官の50%が、交通事故によるもの
*参照:https://www.fettolawgroup.com/personal-injury-blog/2018/march/statistics-on-emergency-vehicle-accidents-in-the/
・救急車による交通事故は、年間約6,500件
・約60%が救急時(現場に向かう時・患者を搬送中)に起きた事故
【消防車】
・消防士の死亡原因(勤務中)の第2位は交通事故
・車の転倒による死亡事故の66%に消防車が関与している
【警察車両】
・警察車両の追跡による死亡事故は、年間約300件(このうち30%が、追跡とは関係ない人が巻き込まれている)
・1998年~2008年の間で亡くなった警察官の50%が、交通事故によるもの
*参照:https://www.fettolawgroup.com/personal-injury-blog/2018/march/statistics-on-emergency-vehicle-accidents-in-the/