2024年1月19日 更新

フランスで子育てする日本人ママの悩みとは?【外国人が困ることまとめ】

フランス在住、2児のママです。文化も言葉も違う海外で子育てをしていて困ることや微妙だなと思うことをまとめました!

 (369923)

筆者はフランス在住で、7歳の女の子と2歳の男の子の2児のママです。パパは中国人で、2人とも大人になってからフランスに住み始めました。

フランス語を日常生活で使う分には問題ありません。しかし、フランス(海外)で子育てを始めてみて、言語や文化の違いで困ったり、微妙だな…と思うことがたくさん出てきました。

今回はそんな海外で子育てをする上で感じているモヤモヤについてお伝えしますので、是非最後まで読んでくださいね♪

日本人ママは勉強を見るのが難しい!

 (369922)

算数の教え方

日本とフランスでは、算数の計算の仕方が違ったりするので、どうやって教えれば良いのか迷う時があります。

例えば、【6ユーロのパンを買って10ユーロ払いました。何ユーロ残っていますか?】などの計算ですと、日本の場合は【10-6=4】としますよね。一方、フランスの学校では【6に何を足せば10になるか?】を考えます。

このような考え方の違いから、文章問題の途中の計算式や答えの書き方が分からなくなることもあります。幸い、我が家の娘は今のところ理解していて自分でできるので大丈夫ですが、もし今後娘に聞かれた場合にどうしようかと悩んでしまいます。

フランス語のディクテ

日本ですと、「国語」の勉強で漢字テストなどがありますよね。「ひらがな」が書いてあり、当てはまる「漢字」を書くと思います。

フランス語では、「ディクテ(Dicté)」と呼ばれる聞き取りの練習が一般的で、先生や大人が単語や文章を言い、聞き取った言葉を書きます。フランス語は、聞き取った音をそのまま書けばいいのではなく、発音しないアルファベットやリエゾン(連音)と呼ばれる発音の変化、動詞の活用など、きちんと文法を理解していないと書けません。

そのため、ディクテの宿題なども頻繁にあるのですが、筆者は発音が苦手で、正確に言えない単語も多いです。その時に娘によく「ママが言った音で(間違った綴りで)書けばいいの?それともちゃんとした単語を書くの?」と言われてしまいます。(注:娘はわざと言っています!)

また、知り合いの日本人ママは先生から、「子どもがフランス語を理解していないので、家でもフランス語で会話するように」と言われたそうです。彼女は非ネイティブなフランス語で会話するのは嫌なため、結局フランス人の家庭教師を見つけたそうです。

日本で暮らしていれば自分でできることが、わざわざ依頼しなくてはいけない場合もあり、時間もお金もかかってしまいます。

フランスの「一般的」が分からない!

 (369921)

「子どものお弁当」や「ハロウィンは仮装衣装で登校する」など、他の子どもたちの一般的な感覚がどのようなものか、全く分かりませんでした。

例えば、フランスでは「お弁当」の際に、ほぼ全員がポテトチップスを付け合せとして持ってきます。筆者はそのことを知らず娘に持たせなかったため、娘が残念そうだったこともありました。
また、ハロウィンなどで仮装して登校しても良い日があります。筆者はまさか化粧などすると思わなかったので服だけ用意したのですが、他の子達は顔もガッツリ化粧していて物足りなかったりなど、やはり、感覚が日本とは少し違うように思います。

▼関連記事
22 件

この記事のライター

Mei Mei

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧