2024年1月16日 更新

【雑学】意外と盛り上がらない?!フランスの「ハロウィン」についてご紹介♪

「ハロウィン」のフランスでの様子について、現地在住2児ママの筆者がお伝えします。

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毎年10月31日に行われるイベント「ハロウィン」。このお祭りは、アイルランドが発祥で、アメリカで現在のようなパーティーが定着したことから、ハロウィン=アメリカというイメージがありますが、最近では日本でも仮装やパーティーを楽しむ人が増えていますよね。
では、フランスではどうでしょうか?筆者が住んでいるフランスでのハロウィン事情について、筆者の経験をもとにご紹介します。

フランスではあまり盛り上がらない?

コロナ禍以前の2018年10月31日にパリで行われたハロウィンパレードでは、一部が暴徒化し逮捕者もでたようです。しかし、街中で「ハロウィン」の雰囲気を感じることはあまりありません。スーパーの店頭やお店のウィンドウに飾りがある場合や、仮装用のグッズコーナーができる程度です。

日本では洋菓子店などでハロウィンのケーキが販売されているのをよく見かけますが、フランスではハリボーやペッツなどのお菓子のパッケージがハロウィン仕様になっていたかも…というくらいです。
全体的に見て、やはり日本のほうが「ハロウィン」は盛り上がっているかなという印象です。

子どもは学校に仮装して行く♪

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フランスは11月1日が「諸聖人の日(トゥーサン)」で祝日のため、学校は10月の最後の週と11月の初めの週が休みになります。そのため、だいたいバカンス前最後に学校へ行く金曜日に、ハロウィンの仮装をして行きます。

事前に「パーティーするから仮装して来て」と言われます。先生の都合なのかやらない年もありましたが、お友達の数人は自主的に仮装をしていました。事前に連絡をもらった時は、幼稚園と小学校低学年ではほぼ全員仮装、学年が上がるにつれ仮装している子は少なくなります。

娘のクラスでは、ハロウィンパーティーと言っても、持ち寄りのお菓子をクラスみんなで食べる感じです。後で先生が撮った写真を送ってくれるのですが、個人的に驚くのが、顔全体にガッツリメイクをしている子が何人もいることです!授業やお昼ご飯の時間もあるので、食べる時口紅とかどうするんだろう…と思ってしまいます。ちなみに筆者は、娘の頬っぺに蜘蛛の巣などを書くくらいにしています。

近所の家をまわる子も!

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保護者と一緒に、近所の家をまわってお菓子をもらう子どもたちもいます。我が家にも何人も来てくれました。こういった光景は、日本ではまだあまり見かけないですよね。また、パン屋さんなどのお店でも、ハロウィン用の子どもたちへのお菓子を用意していることがあります。

市主催のパーティーがある

市によって違うと思いますが、筆者の住んでいるところでは毎年市主催の「ハロウィンパーティー」が開催されています。大きなホールにハロウィンの飾り付けをして、食べ物などはフランスでは一般的な「各自持ち寄り」です。市販のお菓子や飲み物、ハロウィン仕様のケーキなどを手作りして持って行き、テーブルの上に置いて、自由に取るスタイルになります。

パーティーでは、幼稚園児から大人まで各年代ごとに分けられてステージにあがり、誰の仮装が目立っていて面白いかを選ぶコンテストがあります。賞を取ると何かもらえますが、残念ながら筆者の娘はまだ賞を取ったことがないのでプレゼントの内容は分かりません。
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この記事のライター

Mei Mei

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