2023年11月11日 更新

【雑学】ラク?物足りない?フランスでの子どものお弁当事情をご紹介♪

子どものお弁当、日本だと彩りや栄養を考えたお弁当が多いイメージですが、フランスではどうでしょうか?現地在住2児ママが詳しくお伝えします。

筆者はフランス在住の2児のママです。日本の学校では、遠足や運動会の時などはお弁当を持参しますよね。筆者の上の娘は現在小学校2年生(CE1)なのですが、フランスの学校でもお昼ごはんを各自用意する機会があります。

日本ですと、筆者が子どもの時など、色とりどりのおかずが入っているお弁当が多かったですし、インターネットでも「お弁当アイディア」などの記事をよく目にします。

では、美食の国として知られる“フランス”での『お弁当事情』はどうでしょうか?実際の体験談を通して詳しくご紹介します。

ストライキでもお弁当が必要?!

お弁当を遠足の時に持って行くのは日本と同じですよね。ただフランスでは、「ストライキ」が度々実行され、学校も例外ではありません。

ちなみに、フランスでは勉強を教える先生と給食のスタッフは別になります。そのため、給食のスタッフがストライキを起こすと給食は無くなるものの、見守りのスタッフが確保できる場合は学校へお弁当持参になります。

もし見守りのスタッフもいない時は、お昼の間だけ子どもを迎えに行く必要があります。ストライキは数日前には通達されますが…仕事があると調整するのが大変です。

お弁当は「ピクニック」と呼ぶ!

フランスでは、お弁当を持参する時「ピクニック持って来て」と言われます。基本的に学校で食べる場合でも温めたりはしないので、冷たいものと指定されることも。

遠足に希望者が同伴できる♪

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3歳からみんなが通う幼稚園や小学校では、日本と同じように時々遠足があります。筆者が家族や友人から聞いた限りでは、日本では保育園や幼稚園では保護者同伴が可能な場合もあるようですが、小学校では保護者は参加しないのが一般的だと思います。

フランスでは、保護者の同伴は数人のみの限定で、事前に同伴するかどうか聞かれます。クラスでの子どもの様子を見る機会が少なかったり、我が子が心配なためか、幼稚園の時は希望者が多く抽選になったりしました。ですが、小学生になると逆に希望者が少なくなり、同伴する保護者が1人もいないこともありました。

幼稚園の時は、同伴の保護者はそれぞれ担当の子ども達を割り振られ、そのグループを責任もって引率します。一方、娘が小学生になってから筆者が同伴で参加した時の体験談ですが、引率担当などはなく、ずっと娘と娘のお友達と歩きながら話して終わりました。見たところ、他のパパも自分の息子とのみ話しているなど、自由な様子でした。

気になるお弁当の内容は?

「サンドイッチ」「ポテチ」「水」が多い!

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フランスの子どものお弁当でよく見かけるのが、「サンドイッチ」と「ポテトチップス」と「水」です。サンドイッチは、小さい子どもの場合、硬いバケットよりも食パンの方が好まれます。中身はだいたいハムとチーズなどで、サンドイッチの状態にはせず、子どもが食べる時に自分でパンに具を挟むことも。

その他に、コンポート(ペースト状のフルーツ)やミニトマト、きゅうりなどのサラダを持って来る子も多いです。

日本だと、サンドイッチでもお弁当箱に入れることが多いと思いますが、フランスではアルミホイルに包んだりジップロックに入れてラフに持って行きます。付け合せに、ほとんどの子がポテトチップスを持って行くというのは、日本人にとって驚きですよね。

市販のサンドイッチを持ってくる子も

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共働きが多いフランスでは、スーパーで買ったサンドイッチを持っていくことも珍しくありません。不思議なことに、フランスはバケットなどのパンは美味しいのに、食パンはなぜかレベルが低く、正直なところいまいちです。
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この記事のライター

Mei Mei

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