2018年12月20日 更新

野菜嫌いな子ほど風邪をひきやすい!?「ベジトレ」で丈夫な身体を育てよう

「家庭での“野菜摂取量”が少ない子どもほど、 風邪をひきやすい傾向に」トレンド総研から、気になる調査結果が発表されました。継続的に十分な量の野菜を摂取することで丈夫な身体を育てるための「ベジトレ」とは?

給食だけでは野菜が足りない!「ベジトレ」を始めよう

免疫力を高め、風邪をひきにくい丈夫な身体を育むためには、バランスよく、たくさんの野菜を摂ることが不可欠ということはわかりましたが、それを実践するのは容易ではありません。

「給食があるから大丈夫でしょ!」と思う方もいるかもしれませんが、野菜摂取量の推奨値は、3〜5歳児が240g、6〜7歳が270g、8〜9歳が300g、10歳以上は成人と同じ350g で、これらをクリアするには、給食では到底不十分な場合が多いのです。つまり、家庭での野菜摂取が重要なカギを握るということ。

とはいえ、野菜が苦手な子に無理やり食べさせようとしても、かえって野菜嫌いになってしまう危険があります。そのため、無理をして食べ させるのではなく、子どもが楽しく野菜を食べられるよう工夫しながら、子どもを野菜好きにするためのトレーニング「ベジトレ」が大切なのです。
Herbs Smoothies Juice · Free photo on Pixabay (178350)

「ベジトレ」を始める上で、まずおすすめなのは、野菜ジュースや野菜スープ。野菜嫌いな子どもたちは、野菜の姿を見ただけで拒否反応を示してしまうことも多いため、見た目を変えるアプローチが有効なケースが多々あります。

そして、ジュースやスープで野菜を摂取できたことを、パパやママが都度しっかり褒めてあげることで、子どもたちに「野菜を食べられる」という自信をもたせてあげるのです。

ジュースやスープに慣れてきたら、野菜を刻んでカレーやハンバーグなどに混ぜこんだり、星やハートなどの型で形を変えたり、好きな食材と組み合わせる、食事が楽しくなるような演出をするなど、工夫を重ねながら、少しずつたくさんの種類、十分な量の野菜を摂取できるようになれるといいですね。

家族みんなで「ベジトレ」をしよう!

gettyimages (178336)

目安量と同等かそれ以上の野菜を継続的に摂取するのは、大人でも意識を高く持ち続けないと難しく、まして野菜があまり好きでない子どもに摂取させるのは、決して簡単とはいえません。

でも、私たちの身体が、食べたものから作られているのは紛れもない事実。子どもが風邪をひいてしまうと、ママの仕事や生活にも大きな影響が出てしまいますし、何よりわが子が風邪で苦しむ姿を見るのは、とても辛いことです。

愛するわが子の何より大切な健康のために、工夫や手間ひま、根気を惜しまず、せっかくなら家族みんなで「ベジトレ」に励んで、風邪の季節も元気に過ごしたいですね。
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この記事のライター

mika mika

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