2019年6月24日 更新

HSCって?HSCと発達障害との違い

HSCという言葉は、日本ではまだまだ馴染みがありません。そのため、発達障害とよく間違われます。HSCと発達障害の特徴を比較してみます

HSCは病気でも障害でもなく、生まれ持った気質のため治療する必要はありません。
しかし、敏感さ故になかなか受け入れてもらえず生き辛いのはが現状です。そんなHSCの子供にはどんな対応が良いのでしょうか。

安心できる環境を整える

HSCは自己肯定感が低く、何でも完璧にこなそうとしてしまいます。出来ないことや、嫌なことを無理にさせられてパニックにってしまうこともあります。パニックになった時や、落ち着く環境を作ってあげることでクールダウンすることができます。

ありのままを受け入れ、信頼を深める

ひといちばい敏感な子供と、そうでない大人とでは見ている世界は全く異なります。見方ややり方、考え方、感じ方など押し付けるようなことは避け、ありのままを尊重してあげましょう。

HSCの子は、どんなに辛くても、自分からS.O.Sを発することは低いです。子供が「嫌だ」「辛い」と言える関係を築くことが大切です。

ポジティブな声かけでストレスを緩和

感受性が豊かで、心のアンテナを常に張り巡らせているHSCの子供たち。
特に、自分には厳しくしすぎてしまいます。
そんな時には、「どうしてこんなことも出来ないの」「こんなの簡単でしょ」などと叱るのは逆効果です。
HSCの子供には「どうしてこうなったのかな?」「次からは、こうやれば良いかもね」等といったポジティブな声かけが有効的です。

ネガティブな言葉は、自己肯定感をさらに低くし、石橋を叩き割ってしまう結果に繋がります。
プレッシャーにならない程度に、優しく諭すような声で応援してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか。
発達障害がやっと注目され広く知られるようになった日本ですが、HSCについてはまだむだ未知の領域です。「しつけ方が間違っていたのかな」「プライドが高い子なのかな」と不安になる親も多くいると思いますが、何も配しなくて大丈夫です。

周りとの調和を重んじる日本の文化がそうさせているのであって、HSCは普通の子供です。たくさん良いところを見つけて、誉めて伸ばしてあげましょう。

良い所も悪い所も受け入れて、自己肯定感を構築すれば、将来の可能性もきっと広がるはずです。
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この記事のライター

よっしぃ よっしぃ

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