via genki-mama.com
筆者には現在3歳7か月の双子の息子と娘がいて、息子のほうは自治体の3歳児健診で療育を勧められました。その後、通える療育施設を探す過程で、児童精神科医の診察を受けたり、発達検査を受けたりしています。
現時点で発達障がい等の診断はおりていない息子ですが、双子の相方である娘や、周りの同年齢のお子さん達と比較しても発達において気になる点は確かにあります。少しでも息子のことを理解したく、医師等にアドバイスをいただいたり、自分でも色々な書籍を読みました。
今回は、その中で特に読んでよかったと感じたものの中から、発行が新しいものを選んでご紹介します。
現時点で発達障がい等の診断はおりていない息子ですが、双子の相方である娘や、周りの同年齢のお子さん達と比較しても発達において気になる点は確かにあります。少しでも息子のことを理解したく、医師等にアドバイスをいただいたり、自分でも色々な書籍を読みました。
今回は、その中で特に読んでよかったと感じたものの中から、発行が新しいものを選んでご紹介します。
発達が気になる子の子育てお悩み相談Q&A
こちらの本は、公益社団法人発達協会が毎月発行する「発達教育」に連載されていた「あなたの子育て相談室」をもとに、幼児や就学児に関する幅広いお悩みに答えるQ&Aがまとめられたものです。
発達が気になるお子さんをもつ保護者の方からの子育ての悩み・相談に、専門家がアドバイスする人気のコーナーなだけあって、掲載されているたくさんの相談はとてもリアルなものです。また、お子さんの年齢も幅広いので、これを読む方のお子さんと似たお悩みが見つかると思います。
「座って話を聞くことができず、集団生活が難しい」「会話や行動にしつこさが目立つ」など、現在の我が子に当てはまることも複数ありましたし、今後年齢をかさねていくにつれて新たに困りごとが出た時のためにも、手元において常に読み返したい一冊です。
発達障害の子のビジョントレーニング
新装版 発達障害の子のビジョントレーニング 視覚を鍛えて読み書き・運動上手に!|北出 勝也
¥1,540
はじめてでもわかりやすい入門書。家庭で楽しくできるトレーニングを厳選紹介!勉強や運動にとりくめる、自信が育っていく、生活がしやすくなる。
「読み書きや運動が苦手だったとしても、たいていは、その子の能力の問題として片付けられてしまいます。しかし、じつは発達障害や、視覚機能の問題が背景となっている場合があります。」というこの本の紹介文を見て、手に取りました。
お子さんの読み書きなどの問題を気にされるのはおおむね就学後のお子さんをお持ちの保護者の方が多いと思いますし、まだ3歳の我が子には内容的に早いかとも思いましたが、非常に勉強になり、読んでよかったです。
息子は、2歳児向けのお絵かきドリルの「線をなぞる」ことが極端にできませんでした。(同月齢の娘は初見でも上手になぞっていました。)ここに掲載されているビジョントレーニングは楽しく取り組めるものが多いので、遊びの一環として息子が能動的に取り組めることをやってみようと思います。
2022年01月発行のこちらは、2011年に刊行された『発達障害の子のビジョン・トレーニング 視覚を鍛えて読み書き・運動上手に!』の新装版ですが、内容も最新の内容に改訂されているそうですので、図書館等で旧版をお見かけされた方もぜひこちらの新装版をおすすめします。