2021年11月1日 更新

【経験談】自閉スペクトラム症の娘、お出掛け先で大パニック!

娘が喜ぶと思い行くことにしたシーワールド。しかし、待っていたのは「大パニック」でした。なだめて続行するか…潔く諦めて帰宅するか。その選択に追い込まれた筆者夫婦と、その時の娘の様子をお話します。

喜ぶはずが…まさかの大パニック!?

アメリカ在住の我が家。先日、とある用事で少し大きな都市まで行くことになったのですが、この都市には全米で3ヶ所あるシーワールドのひとつがあり、水族館に行くことが大好きな娘がきっと喜ぶだろう…と、用事のあった翌日行くことにしたのです。
が…しかし、駐車場から館内に行く段階で既に足取りが重くなり、途中で何度も止まる娘。更に「サメが見たい!」と言ったかと思えば、「家に帰る!」「車に戻る!」と言ってみたり。こんなやり取りをしながら、後から来る人たちにドンドン追い抜かれつつも、なんとか館内へ。
シーワールドのサインと共に写真を撮るのも、この日は一筋縄では行かず。普段写真を撮ってもらうのが大好きな娘なのですが、「ここじゃなくて、あっちで」といった感じで、何かとブーブー文句ばかり。カメラを向けても、顔を隠してばかりでした。
館内に入ると、人の流れの多さに、娘が何度となくいきなり立ち止まることで、他の人に迷惑が掛かる恐れがあると判断し、ストローラーに乗せようとするも拒否。この時点で、もう既に泣き出していた娘ですが、ストローラーに乗って欲しい理由を根気よく説明し、渋々乗ってくれました。
こうして、ようやくこの日最初の動物に会いに行くことができたのですが、ここで大パニックが早くも待っていたのです。

アシカショーで大パニック!!

アシカは以前水族館でも見ていたことがあり、興味を示していた動物なのですが、「ショー」だったことが娘のパニックスイッチを押すことになったのです。
大音量の音楽、飼育員の人たちの大音量の掛け声、観客の歓声や笑い声に娘が両耳を抑えて「(音が)大きい!うるさい!」と何度も言いながらギャン泣き。「ほらっ、アシカさんだよ!」と声を掛けても、返ってくる反応は同じで、全くショーも見ていない状態。
無理っぽいな…と、主人と目くばせして、「じゃあ、もう行こう!」とその場を離れようとすると、「ノ~!ショーを見る!」と今度は怒り出し、それなら少し様子を見ようかなと思うも、やはり「うるさい!」と耳を塞ぐ娘。そんなことを何度か繰り返し、これは無理だな…と、主人が娘を抱きかかえてショーを後に。
ショーを後にすると、今度はそのことに娘は大激怒。地団駄を踏みながら泣き叫び、ショーに戻るの一点張りでしたが、音の大きさに耐えられないのは明白で、戻る余地はありませんでした。

残るか…帰るか。

ここまでの出来事は入館してものの30分足らずのことでしたが、朝10時台という時間にも関わらず暑さも手伝って、既に親子揃って心身共に疲労困憊。この時点で、娘は全く泣き止まず、ストローラーの中でのけぞりながらギャン泣き。とりあえず歩きながら、主人と「どうする?他の動物を見に行って(娘の)様子を見てみる?それとも、このまま帰った方が良いかな?」と話し合い。

他の動物を見に行けば、どこかで機嫌を取り戻す可能性はあるとは思ったものの、また機嫌が悪くなるのは絶対で、恐らくその繰り返し。下手すると、また何かをきっかけに大パニックを起こすリスクもあるよね…と。

出した結果は、『帰宅』。無理して残っても、親子共に満喫することは厳しい…。帰宅することが、娘にとっても親である私たちにとっても、今回はベストであると判断しました。

ここまで潔く帰宅を決断できたのには、実は今回の入館料+駐車料の約2万5000円が無料であったことが大きいと言えます。しかし、例え自腹であったとしても、今回の娘の様子では帰宅の選択をしていたと思います。
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