2020年10月21日 更新

子供の「自己肯定感」を育てる!絵本の読み聞かせ究極のコツとは?

絵本の読み聞かせが、子供の「自己肯定感」を養うのにも効果があるのを知っていますか?自己肯定感を高めると、どんな困難に直面しても、人生には必ずいいことがある!と自分を肯定して乗り越えていく力が身に付くといわれています。そんな自己肯定感を育てるための、読み聞かせの究極のコツをご紹介します。

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この数年「自己肯定感」という言葉をよく耳にするようになりましたが、改めて「自己肯定感」とはどういう意味なのか調べてみました。
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。
簡単にまとめると、「自分を信じて、頑張る力!」ということのようです。

子供の最初の自己肯定感は、生まれてから3~4歳までの親の子供に対する言葉がけ、働きかけ、育て方によって決定するといわれていて、この3~4歳までの「自己肯定感」を養うのに、絵本読み聞かせが一役買ってくれます。

家と保育園や幼稚園、時々お稽古と限られた世界で生きている子供にとって、絵本の中の世界は「自分が今いる世界だけが、世界じゃない」というものの見方ができるので、「くじけない心」が育ちます。

例えば、『三匹のこぶた』のお話では、一番小さくて役に立たないと思われている末っ子が、知恵を働かせて、ピンチを乗り切るお話です。子供は主人公に自分を重ねながら成功体験や達成感を味わい、絵本の中でいくつもの人生を生きて、幸せになる道をいっぱい見つけて楽しんでいます。

【究極のコツ①】子供のために読み聞かせの時間を作る!

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何はさておき、「大好きなママやパパが自分のために絵本を読んでくれる」その時間がなによりも大切です。

日々の生活に追われていると、なかなか絵本を読む時間なんてない!と思うかもしれませんが、絵本を1冊読むのにかかる時間は5分から10分程度です。「忙しいのに、私のために読んでくれている」というのは、子供に伝わっているはずです。

子供は、自分は愛されている。大切にされている。と無条件に受け入れられているという経験を積み重ねることで、自己肯定感の土台ができてきます。

お話の内容よりも、まずは子供との絵本時間!これが何よりも大切です。

【究極のコツ②】ママもパパも絵本の世界を楽しむ♪

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絵本の読み聞かせの時間は、親子のコミュニケーションの時間です。子供と一緒に座って、ママやパパもリラックスして絵本を楽しんでいれば、子供も絵本は楽しいものだと、本好きになること間違いなしです。

読み間違えたって、途中で脱線してしまって最後まで読めなくても気にしない。毎日読めなくてもOK!でも、継続して読むことを意識してみて下さい。

子供に絵本を読んであげられる時間なんて、ほんの数年間です。絵本の読み聞かせで育まれた時間は、ママやパパにとっても子供にとっても幸せな記憶となり、子供の人生に力を与えてくれることでしょう。

まとめ

子供の「自己肯定感」も育むことができる、絵本の力って本当にすごいですね。

筆者もさぼってしまう日もありますし、気分の乗らない日も当然あります。でも、絵本の読み聞かせはお金も時間もかからない、究極の知育だと思っています。

1冊の絵本を読むのにかかる時間は5分~10分です。一日の中でこの数分間だけは、子どもと心を通わす時間にしてみてください。
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ざしきわらし ざしきわらし

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