2022年2月15日 更新

なんとなく不調…を我慢しないで!女性特有の「血の道症」って?

疲れやむくみ、動悸息切れなど、なんとなく不調が続いても「病院に行くほどではない」と我慢し続けている方はいませんか?受診し薬を飲むことで改善したアラフォー筆者の体験談を参考に、体調を取り戻して下さい。

女性特有の「血の道症」や「気の巡りの乱れ」って何?

「加味逍遥散」を1ヶ月飲み続けてから再度婦人科を受診して、先生とお話をしました。薬のおかげでかなり良くなったと話すと、「更年期障害ではなく、女性特有の『血の道症』だったのかもしれませんね。気の巡りが悪くなっていたのでしょう。」と言われたのです。その場で詳しく聞くと他の患者さんを待たせることになるので、帰ってから調べてみました。

■「血の道症」とは?

血が不足したり滞ったりすることによって起こる女性特有の不調のことを「血の道症」と言います。血に関連した生理・妊娠・出産・更年期などの期間に様々な体の不調が現れるそうです。そのため、血を増やし巡りを良くすることで改善されるとありました。

■「気の巡り」とは?

「気」とは、体や心を健康に保つために必要なエネルギーのことを言い、そのエネルギーがうまく循環しないことを「気滞」と言うそうです。筆者はこの「気滞」の状態にあったことが分かりました。原因はストレスや食生活の乱れにあるそうです。食生活はかなり気を付けていますし、春ごろから色々と心配をする生活が続いていたので、ストレスが原因かもしれません。

気滞によって血の道症が引き起こされていましたが、「加味逍遥散」を飲むことで気の巡りが良くなり、様々な不定愁訴が改善されたということが分かりました。

参照:漢方薬局 開気堂薬局HP「『血の道症』って何?『血力』は女子力」
   https://www.kaikido.jp/memo/X9xK3hIAACMAwSdZ
   道修町漢方薬局HP 「気滞」
   http://www.dosho-machi.co.jp/disease/diet/diet%20kitai.html

まとめ

筆者と同じような不調を抱えつつも、我慢してしまっている方はいませんか?症状が辛いと通院も億劫になってしまいますし、「大したことないから」と我慢してしまう方も多いでしょう。しかし、病院を受診して楽になれれば、きっと「もっと早く病院に来れば良かった」と思うはずです。元気になると、今まで我慢していた辛さがどれほど大きいものだったかわかるからです。

実は、不定愁訴が出る病気はたくさんあります。甲状腺疾患や肝機能の低下など、放置しておけない大きな病気が隠れている可能性もありますから、もし、身近に不定愁訴で悩まれている方がいたら、受診するよう後押ししてあげて下さい。心身が不調な状態だと判断力が鈍って、なかなか通院まで進めないことが多いからです。筆者も、内科だけではなく婦人科も早く受診すれば良かったと後悔しました。

ママは家事に育児に仕事に毎日忙しいと思いますが、自分の体も大切にして、元気に過ごしてください。同じように不調で悩んでいる方の参考になるよう願っています。


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へびいちご へびいちご

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