2019年8月22日 更新

夏に流行する3つの「子供の感染症」こんな症状は要注意!

夏に子供の間で流行する3大感染症を知っていますか?ひどい場合は急性脳炎や熱性痙攣を起こすこともあります。症状を知って早めに病院へ行きましょう!

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咽頭結膜炎はアデノウイルスが原因となる夏風邪の一つで、7月から9月のプールに入る時期に流行することが多いためプール熱とも呼ばれています。

38~40℃の高熱が4~7日程度続き、喉が赤く腫れ4~5日間痛みます。
結膜炎により目が赤く充血したり、痛みや目やにが出たりするなど目を開けているのがつらくなります。

このほかにも吐き気、下痢、鼻水などの症状を伴うこともあるので、ひどい場合には早めに小児科へ受診しましょう。

咽頭結膜炎(プール熱)の治療法

これまで紹介した2つの感染症と同様に、特効薬はありません。
脱水症状に気をつけながら、子供が過ごしやすい環境を整えます。

結膜炎の症状が強い場合には、眼科を受診しましょう。また、プールに入る場合には「シャワーをしっかり浴びて目をしっかり洗う!」「タオルの貸し借りはしない!」ことがプール熱予防につながります。

夏風邪・感染症を予防するポイント

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①こまめな手洗いを習慣にする!
手洗いは多くの感染症に共通する基本的な予防策です。
食事の前、トイレに入った後、外から帰ってきた時などこまめに手洗いをすることを子供に教えて、できるだけ予防しましょう。

②2次感染の防止を徹底する!
せっかく子供の症状が良くなっても、看病していたパパやママが感染してしまっては大変です。
大人がかかると子供よりもつらい症状がでる場合もあるため、2次感染もしっかり防止しましょう。

感染症の主な感染経路は「飛まつ感染」と「接触感染」です。子供に咳の症状が見られる場合は、パパやママも咳に含まれるウイルスを吸い込まないようにマスクを着用しましょう。

子供の症状がおさまった後も2~4週間は便の中にウイルスが含まれています。おむつを交換する時は、ウイルスが手を介して口や眼などの粘膜に入るの防止するために使い捨て手袋を使用します。

夏に流行する子供の感染症・夏風邪まとめ

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夏は気温が高くただでさえ体調を崩しがちになりますよね。
夏休みを利用して旅行へ出かけたり人ごみの中へ行く機会が増えることで、夏風邪にかかりやすい状況になります。

今回紹介した3つの感染症・夏風邪は、どれも休養・栄養・水分をとることで自然と治る場合がほとんどです。
気になる症状が見られても過度に心配することなく、まずはかかりつけの小児科の先生に診てもらいましょう。


脱水症状を意識するあまり一度に大量の水を摂取すると体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こすこともあります。
感染症時の水分補給は、ポカリスエットや電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液がおすすめです。

夏風邪予防の基本は、大人も子供も「規則正しい食生活」と「こまめな手洗い・うがい」です。せっかくの夏休みを風邪に負けず家族みんなで楽しんじゃいましょう!
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この記事のライター

子育てママ@ちー♡公認ママサポーター 子育てママ@ちー♡公認ママサポーター

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