2022年9月5日 更新

保険適用範囲の拡大が不妊治療を始めるきっかけに!全国の20代~40代男女600人に「不妊治療に関する実態調査」を実施

不妊治療の保険適用開始後、実際に治療に踏み切った人は92.8%!保険適用範囲拡大が不妊治療開始の後押しになっていることが明らかになりました。

保険適用範囲拡大への満足度は高いが、ギャップを感じる人も…。

保険範囲内で不妊治療を行っていると回答した人のうち40.2%が保険適用範囲拡大について「やや満足」、29.6%が「満足」、17.5%が「どちらとも言えない」、8.0%が「やや不満」、4.6%が「不満」と回答しました。この結果から約7割が保険適用範囲拡大について満足しているということが伺えます。

しかし男女間で比較してみると、男性の約8割が「満足している」「やや満足している」と回答している一方で、女性は約6割が「満足している」「やや満足している」という結果になり、女性の方が男性よりも満足度が低いことが明らかになりました。
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保険適用範囲拡大に満足している理由としては、56.8%が「費用面での負担が減った点」、47.3%が「治療が継続しやすきなった点」、45.2%が「保険適用の治療として認められたことで通いやすくなった点」と回答しました。

一方で保険適用に不満を持っている理由としては、65.1%が「金銭的負担が思ったよりも安くならなかった点」、63.5%が「高度な治療については保険の適用範囲外になってしまう点」、52.4%が「年齢の制限がある点」と回答し、金銭的負担が思ったよりも安くならなかったと感じる人が一番多く、保険範囲内で治療を始める前と始めた後で期待値とのギャップが生じていることも明らかになりました。

女性が男性よりも満足度が低い理由として、「不妊治療開始時点で女性の年齢が43歳未満」であることや、「40歳未満の場合は子ども1人につき最大6回まで、40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで適用」など、女性に様々な条件が課せられていることが一つの要因として考えられます。
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今後不妊治療の保険適用について望むこととして、1位が56.7%で「治療負担額の軽減」、2位が51.7%で「保険適用でできる治療の拡充」、3位が48.3%で「適用回数制限の撤回」という結果になりました。

保険適用範囲の拡大により、費用面での負担は減ったという嬉しい声がある一方、不妊治療を受ける人のなかには保険適用範囲が拡大したことにより、国からの助成金がなくなり自己負担が増えるパターンも出てきています。

受精卵の染色体に異常がないかを検査する「着床前検査」や最新医療での治療などは、保険適用範囲外のため治療を受けるには多額の費用を支払う必要があり、希望の治療を保険適用範囲内で受けられていない人がいるといえます。

妊娠を望んでいるものの経済的負担が理由で、治療を諦めていたカップルにとって不妊治療の保険適用範囲拡大は大きな一歩といえます。2022年の4月から始まったばかりで様々な課題はありますが、患者と医師の声を聞きながら今後の改善に期待できます。
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■浅田レディースクリニックについて
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「奇跡ではない 感動の妊娠との出会いをあなたに」をスローガンに​不妊治療により患者の皆様を幸せにすることを目標とする不妊治療専門のクリニック医療法人浅田レディースクリニック。国内で数少ない顕微授精の実績があり、最先端の不妊治療を受けることが可能です。通常65%の採卵あたりの受精率が浅田レディースクリニックでは、85%以上。経過ではなく結果にこだわる治療を行っています。(公式HP:https://ivf-asada.jp/
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