2017年5月19日 更新

知ることからはじめよう。男性も積極的に妊活を!精子セルフチェックサービス『Seem(シーム)』

妊活や不妊治療は女性だけの問題ではないので、男女一緒に取り組む事が重要です。

日本では、晩婚化や晩産化などの原因により不妊に悩むカップルが増えていますが、妊活や不妊治療は女性が主体となって行うケースが多いのが現状です。
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WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊の原因の約半数は男性側にあることがわかっており、妊活や不妊治療は初めからカップルで一緒に取り組むことが重要です。

しかし、男性が医療機関で精液検査を受けるには心理的抵抗や時間的制約など様々なハードルがあり、多くの男性は検査を受けた経験がありません。

そこで、男性の医療機関受診のきっかけをつくり、男性の妊活・不妊治療に対する意識・行動変化の実現を目指すことを目的に開発されたのが、精子セルフチェックサービス『Seem(シーム)』です。

精子セルフチェックサービス『Seem(シーム)』

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精子セルフチェック『Seem(シーム)』専用のスマートフォン顕微鏡レンズが入った「Seemキット」を利用するには、App Storeより専用アプリ『Seem』(無料)のダウンロードが必要です。

アプリが精液の動画を解析し、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できます。
また、精子の状態は体調や環境などの影響で大きく変化するため、複数回の測定結果における平均値やグラフ表示により精子の状態を確認することができます。

男性不妊の主な要因

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・乏精子症
精子の数が少ない状態。精索静脈瘤、造精機能障害などが原因。男性不妊の約3割。

・無精子症
精液中に精子が見当たらない状態。造精機能障害、鼠径ヘルニア手術、精巣上体炎、先天性精管欠損などが原因。男性不妊の約3割。

・精子無力症
精子の運動率が低い状態。先天的な異常や前立腺の炎症、精巣の炎症が原因。男性不妊の約1割。

・勃起障害(ED)

・射精障害

出典元:http://toyokeizai.net/articles/-/18405
    https://www.cocokarada.jp/column/healthnews/index_081023.shtml

セルフチェックの手順

① 採取用カップに精液を全量採取し、精液が液化するまで15〜30分待ちます

② 精液が液化したらカップをゆっくりまわし、精液をよくまぜます

③ 採取棒を使って、スマートフォン顕微鏡レンズの上に精液を1滴のせます

④ レンズをiPhoneのフロントカメラにセットし、専用アプリ『Seem』で動画を撮影します

⑤ 動画がプログラムで自動解析され、精子の濃度と運動率が表示されます

製品概要

「Seemキット」内容
スマートフォン顕微鏡レンズ/精液採取用カップ/採取棒/測定チケット
※いずれも測定1回分
販売先:
・Amazon.co.jp
・ビックカメラ28店舗(2017年5月現在)、ビックカメラ.com
※詳細は『Seem』Webサイトでご確認ください
価格:6,980円(税抜き)

『Seem』アプリ
App Storeから無料でダウンロードいただけます
App Store ※『Seem』は精液簡易チェックツールであり、医療機器ではありません。測定結果は医療機関の診断に代わるものではなく、また確定的な診断を行うものでもありません。そのため、必要に応じて医療機関を受診することをおすすめいたします
※対応端末:iPhone5 / 5s / 6 / 6Plus / 6s / 6s Plus / SE / 7 / 7Plus (Androidではご利用いただけません)
※対応バージョン:iOS 8.0以上(左記以外のOSではご利用いただけません)
※キットおよびアプリのデザインは、予告なく変わる可能性があります
※「Seemキット」をお持ちでない方は、サービスご利用いただけませんのでご注意ください
※『Seem』のご利用にあたって、個人情報の登録等は一切必要ありません。ご安心ください
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