ルールやマナーは、対人関係をスムーズに行うためにあるもの。社会生活を送る上での潤滑油ともいえるかもしれません。大人になってから苦労しないように、小さいうちから自然に社会のルールやマナーを身につけさせてあげたいものです。
しかし、いつごろからどう教えればいいのか…迷ってしまいますよね。そこで今回は、子どもの年齢別に公共マナーの教え方の目安をまとめてみました。
0~1才
まだ「マナー」を理解させるのは難しい時期
健やかに生きていくために必要な生活リズムを整えることが何より重要です。社会的なマナーやルールを教えるのはまだまだ先。赤ちゃんに我慢させなくてもいいように、大人が工夫することが大切です。
2才
まだまだセルフコントロールは難しい時期
言葉の理解が進んできて「騒いじゃダメだよ」「ここで遊ばないよ」といった注意もわかるようになってくるでしょう。ただ、まだ自分の気持ちや欲求をコントロールするのは難しい時期です。子どもを連れていく場所は、できるだけ自由に過ごせるところを選びましょう。
3才
褒めながら少しずつ教えていく
自立心が芽生えていく時期。練習のつもりで、レストラン、子ども連れでも行けるファミリーコンサートやミュージカルなどに出かけてみるのもおすすめです。「電車の中では静かにしようね」「ここはご飯を食べるところだよ」など繰り返し教え、できたらたっぷり褒めてあげましょう。
4才
マナー教育適齢期!丁寧に教えてあげよう
自我が発達し「人からどう見られているか」を気にするようになる年齢です。公共の場所でのふるまいやあいさつ、言葉づかいなどを本格的に教えていきましょう。「こっちのほうがすてきよ」「このほうがみんなが喜ぶよ」など、マナーを守った方がいい理由も伝えましょう。