感染症ではないけれど、いざという時に慌てないためにもママやパパに知っておいてもらいたい0~6才の間に注意したい病気があります。原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについてご紹介します。今回は【熱性けいれん】についてです。
原因と症状
熱性けいれんは発熱がきっかけになって起こるけいれんです。高熱が出る病気にかかったとき、熱の上がり始めに起こりやすいのが特徴。乳幼児の3~8%が経験するといわれ、多くは1回だけで済んでいますが、熱性けいれんを起こした子の約30%が2回目のけいれんを、さらにそのうち20~30%が3回目を起こすといわれていて、5才を過ぎるとほとんど起こさなくなります。
治療
特に治療はしませんが、次にけいれんが起きたときのためにけいれん止めの座薬が処方されることもあります。また、次のような症状のときは他の急を要する病気が疑われます。
・けいれんが5分以上続く
・けいれんの様子が左右非対称
・短時間にけいれんを繰り返す
・けいれん後意識が戻らない
・6ヵ月未満の赤ちゃん
・けいれんが5分以上続く
・けいれんの様子が左右非対称
・短時間にけいれんを繰り返す
・けいれん後意識が戻らない
・6ヵ月未満の赤ちゃん
ホームケア
いきなりけいれんを起こすと、心配になってしまいます。単純な熱性けいれんなら命にかかわることはなく、合併症を起こすことも、後遺症が残ることもないといわれています。
熱性けいれんはほとんどが2~3分、長くても5分以内におさまります。落ち着いて対処し、けいれんがおさまったら受診しましょう。特にはじめてけいれんを起こしたときは、熱性けいれんかどうかを確かめるためにも必ず受診してください。
熱性けいれんはほとんどが2~3分、長くても5分以内におさまります。落ち着いて対処し、けいれんがおさまったら受診しましょう。特にはじめてけいれんを起こしたときは、熱性けいれんかどうかを確かめるためにも必ず受診してください。
まとめ
病気や治療について前もって知っていることで、いざという時に少しでも慌てずに済むはずです。病気のサインや経過を知って、早めに受診するよう心がけましょう。
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