2019年8月28日 更新

知ってると得する!出産費用が節約できる7つの制度

妊娠から出産は公的な補助制度を使うと得します。

医療費控除とは、1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上になった場合、確定申告で税務署に申請するとお金が戻ってくるものです。

5.意外と知られていない傷病手当金

切迫流産や妊娠悪阻(にんしんおそ)によって会社を休む場合、健康保険から標準報酬日額の3分の2の額の傷病手当金がもらえます。

6.給料の6割相当が支給される失業給付金

退職した時に雇用保険から支払われる失業保険のことで。就業期間によりますが、給料の6割相当が被保険者であった期間に応じて支給されます。

7.年度の途中で退職した人がもらえる所得税の還付金

年度の途中で退職した場合には、過払い分の所得税が確定申告により戻ってきます。

◆出産場所によって費用は変わる

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出産場所には、費用が高い順に、1.個人産院、2.総合病院、3.助産院などがあり、それぞれ特徴が異なります。ひとつずつ見てみましょう。


1.個人産院の特徴と出産費用

入院中にエステが付いたり、お祝ディナーが出たり、カフェが充実するなどの設備が整っている産院では出産費用は上がります。中には100万円近くかかる産院もあるようです。 個室になると、さらに費用はかさみます。かかる費用の相場は約40~60万円です。

2.総合病院の特徴と出産費用

大部屋では安い場合が多いですが、見舞いに来た家族が長居しづらいというデメリットがあります。個室の場合はプライバシーが守られますが、費用が上がってしまうというデメリットがあります。 かかる費用の相場は約35~45万円です。

3.助産院(自宅出産)の特徴と出産費用

安いところも多く、リラックスできると人気もあるようですが、自然分娩以外のリスクのある出産には向かず、赤ちゃんに何かあったときに対応が遅れる危険が高い出産場所です。 かかる費用の相場は25~40万円です。

帝王切開の場合は自然分娩と比べて高額に

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胎盤が子宮の出口をふさいでいる場合や逆子など、自然分娩による危険性が高いと判断された場合には、子宮を切開して赤ちゃんを取り出す「帝王切開」での出産となります。

帝王切開で出産をすると、一般的には次回(2回目)以降の出産も帝王切開になります。帝王切開にかかる費用は50万円から75万円くらいと、自然分娩と比べて高額になります。

医療保険などの手術を保障する保険に加入している場合は、帝王切開は手術給付金の支払い対象となります。手術給付金と入院給付金を合わせて10万円程度が一般的です。ただ、医療保険のなかには入院給付金のみのものがあるので、手術給付金が出るかどうかは加入時に確認したほうが良いです。

妊娠中の医療保険加入には加入条件が付く

妊娠27週目までは、妊婦でもほとんどの医療保険に加入することが可能です。
ただし、妊娠発覚後に加入する場合は、ほとんどの場合、部位不担保という条件付きでの加入になってしまいます。
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