2020年2月28日 更新

家族の減塩管理が手軽にできちゃう!最新&おすすめツール5選

家族の健康のための食事作りに欠かせない“減塩管理”が、楽しく&便利にできちゃう!商品化が期待される新規プロダクトのほか、減塩が楽しくできるおすすめツールを5種類ご紹介します。

日本人は食塩を摂りすぎている!?

日本人は、比較的食塩を摂りすぎているといわれています。

厚生労働省の「平成30年 国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、日本人の一日当たりの食塩摂取量の平均値は、10.1gとなっています。

「それほど多くはないのでは?」と思うかもしれませんが、実はWHO(世界保健機関)が推奨しているのは一日5g、日本高血圧学会も6g未満を推奨しています。それと比べると、ほぼ倍の量を摂取している日本人は、食塩過剰摂取の国といえます。

厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、食塩の過剰摂取は生活習慣病予防の課題の一つであるとされています。

国立循環器病研究センター 循環器病情報サービスの公式サイトの情報によれば、食塩の摂り過ぎで血圧が高い状態が続くと、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大が進むといいます。その結果、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こることになるとされています。
(出典)
厚生労働省「平成30年「国民健康・栄養調査」の結果」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08789.html
国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス「[110] 食塩と高血圧と循環器病」
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/bp/pamph110.html

家族の減塩を楽しく実践!減塩グッズ5選

家族の食塩の摂取量をコントロールできるのは、家庭の中で調理担当だけ!特に子どもの食塩量は親が決めるものです。もしママが調理担当なら、ぜひ減塩対策を実施したいものですよね。

そこで今回は、すでに実施しているというママにもおすすめの"楽しく減塩ができるツール"を5つご紹介します!

1.減塩豆腐容器 ソルトーフカップ(Salt Off Cup)

まずはじめに紹介するのは 東洋製罐グループが手掛ける「OPEN UP! PROJECT」の企画の一つ。過去にさまざまな容器を開発してきた同社から、注目の「豆腐容器」3種が発表されました。

いずれも、まだ商品化されていないので、お店で買うことはできませんが、将来、こんな便利な商品が作られたらいいなという思いを込めて、ご紹介します。
・豆腐の容器でハカル「ソルトーフカップ (Salt Off Cup)・ハカル」
 (217557)

まずこちらは「ソルトーフカップ(Salt Off Cup)・ハカル」。この豆腐容器は、醤油などの液体を入れた際に、「大さじ1」や「小さじ2分の1」など、その量がひと目でわかる目盛りがついています。透明性の高いパックなので、分量を目で確認しやすいメリットがあります。

将来、豆腐がこうした容器で販売されれば、同時に容器で計量ができるので、とっても便利。洗えば繰り返し使えるので、ごみの削減にもつながります。
・豆腐のくぼみでミエル「ソルトーフカップ (Salt Off Cup)・ミエル」
 (217560)

続いては、「ソルトーフカップ(Salt Off Cup)・ミエル」。豆腐容器に「1」「2」「3」と数字の形のくぼみがあり、この容器に豆腐を流し込んで作られれば、豆腐にも「1」「2」「3」のくぼみが作られます。

見た目が可愛くて、豆腐を食べるのが楽しくなりそうですが、実はこれも計量できるようになっているんです!

冷ややっこといえば、醤油をかけて食べますが、この豆腐に醤油をかけると、各数字のくぼみには、次の量の醤油が入るようになっています。

「1」のくぼみ…1cc
「2」のくぼみ…2cc
「3」のくぼみ…3cc

つまり「醤油をかける量」の見える化が可能になり、自分が普段何気なくかけている醤油量を見直すきっかけになります。このくぼみから醤油があふれたら、「やばい!かけすぎた!」となるというわけです。

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