2021年6月5日 更新

中学卒業後の進路の選択肢を知りたい①高等学校編

中学卒業後は、子どもを高等学校に進学させたいと考えているママは多いと思います。ですが、高校は通い方のスタイルも学科も多様だと知っていますか?詳しく知って、より良い進路選択に活かしましょう。

中学校卒業後の進路はいろいろある

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以前、上記の記事で【高校受験】についてまとめました。しかし、中学卒業後の進路は高校進学だけではありません。高等専門学校に進学したり就職をしたりするお子さんもいますし、通信制高校という選択肢もありますよね。
筆者も「息子もなんとなく高校に進学するのだろう」と考えていましたが、小学校時代に不登校を経験したこともあり、様々な選択肢を検討してから決めた方が良いと思い直しました。これからお子さんの未来について考えていきたいと考えているママさんは、よろしければ読んでみてください。
今回は高等学校について詳しく調べてまとめました。様々な通学スタイルや学科について、知って役立ててもらえたら嬉しいです。

通い方のスタイルが違う!「全日制」「定時制」「通信制」

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小学校・中学校は一律の時間帯に登下校することが定められていましたが、高校では3つのスタイルの通い方を選ぶことができます。

①全日制高校
・修業年限は3年間
・授業時間は1日5~8時間
1番ポピュラーな高校のスタイルで、小・中学校と同様に平日朝8時から夕方16時半頃まで学習します。

②定時制高校
・修業年限は3年以上
・授業時間は1日4時間程度
高校によって異なりますが、午前・午後・夜間の間に授業時間帯が作られていて、好きな時間を選択して通うスタイルです。

③通信制高校
・修業年限は3~4年
・月に2~4回程度登校
基本的には自宅で学習し、課題やレポートを提出するスタイルです。試験と課題で評価を受けます。月に数回の登校時には、先生と面談したり体育等の実技を受けたりするようです。

①~③の全てにおいて、「高校卒業資格」を取得することができるそうです。

様々な学科がある!「普通科」「専門学科(職業学科)」「総合学科」

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上でご説明した全てのスタイルの高校に、さらにそれぞれの学科があります。
①普通科
・中学校の勉強をより詳しく学ぶための学科
・大学進学率が他の学科に比べて高い
高校で最も多い学科です。大学進学を意識して、中学校での勉強をさらに深めていく学びの場だと考えられます。
②専門学科(職業学科)
・普通の学習に加えて、実際に働く時に役立つ勉強をする
・20種類もの学科がある(農業科、工業科、商業科、水産科、家庭科、看護科、福祉科、情報科、複合的な学科、理数科、英語(外国語)科、音楽科、美術科、体育科、国際関係科、舞台表現科、書道科、観光・地域振興科、人文科学科、探究活動科)
高校卒業後の就職を視野に入れて学びたい人向けの学科だと考えられます。
③総合学科
・普通科で学ぶことと専門学科で学ぶことを選択して履修できる
将来の進路選択を広げるのに役立つ学科だと考えられます。
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