2021年6月14日 更新

中学卒業後の進路の選択肢を知りたい⑤チャレンジスクール編

中学校時代を不登校で過ごしてしまったり勉強に不安があったりするお子さんが、安心して通える学校があると知っていますか?入試方法や学校の特長を知れば、未来への不安を払拭することができるかもしれません。

中学校時代に不登校をしていても、進路の選択肢はたくさんある!

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これまでシリーズで中学校卒業後の進路先をご紹介してきた中で、中学校時代に不登校をしたり休みがちであったりしても、進める進路はたくさんあると気付かれたかと思います。もちろん進学先の学校の受け入れ基準にもよりますが、定時制高校や通信制高校、高等専修学校などは通えそうですよね。

ですが、その他にも不登校をしていたお子さんが安心して通えそうな学校を見つけたので、今回はご紹介したいと思います。

東京都の「チャレンジスクール」&「エンカレッジスクール」

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東京都には、小・中学校時代に不登校をしていたお子さんや高校中退者が再び目標を持って学ぶための都立高校があります。それぞれ「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」と言います。
【チャレンジスクール】
登校スタイル:午前・午後・夜間の3部制および単位制
  修業年限:定時制であるため4年
       単位制でもあるため、多く単位を取れば3年で卒業も可能
    学科:総合学科(基礎学習に加えて専門分野の学習もできる)
  入試方法:小論文(作文)・面接・志願申告書の提出
       ※学力考査(入試)と内申書の提出が不要

都立桐ヶ丘高校、世田谷泉高校、大江戸高校、六本木高校、稔ヶ丘高校の5校と、「チャレンジ枠」を持つ八王子拓真高校があります。大学進学率の高い学校や実習・体験学習に力を入れている学校など、学校によって特色は様々です。
【エンカレッジスクール】
登校スタイル:全日制・学年制
  修業年限:3年
    学科:普通科/総合学科(学校による)
  入試方法:調査書や面接、小論文、実技など ※学力考査が不要

都立足立東高校、秋留台高校、練馬工業高校、蒲田高校、東村山高校、中野工業高等学校の6校があります。「エンカレッジスクール」は「チャレンジスクール」よりも学び直しに重点を置いているため、勉強の遅れが気になるお子さんに合っていると考えられます。
参照:通信制高校ガイド 不登校生のための都立高校「チャレンジスクール」とは?
https://tsusinsei-guide.net/futoukou/1130/
都立高校の新たな取組み「エンカレッジスクール」とは?
https://tsusinsei-guide.net/futoukou/1120/
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