2023年12月30日 更新

なんで"明けましておめでとう"っていうの?知っておきたい、子どもに教えてあげたい雑学!

なぜ新年の挨拶は「明けましておめでとう」と言うのでしょうか?日本人でも意外と知らない「明けましておめでとう」という言葉の意味についてご紹介します。

"明けましておめでとう"の意味ってなあに?

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2023年も残りわずかとなりました。みなさんはどんな1年でしたか?
そして、2024年はどんな年にしたいですか?

筆者は毎年同じで、

「笑顔あふれる年にしたい!」

これに尽きます!

さて、今回はそんな【新年】における単純な疑問を解決したいと思います。
それは、なぜ年が明けると「明けましておめでとう」と言うのだろう?という疑問です。

新しい年が明けておめでたいから…
無事に新しい1年を始めることができたから…

なんとなくは分かる、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問に『なるほど!』と納得していただけるよう、新年の挨拶「明けましておめでとう」の意味を詳しく解説したいと思います。

まずは"年神様"を知ろう!

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昔からお正月には、年神様という"新年の神様"がやってくると言われています。年の瀬やお正月の時期になると、"年神様"という言葉をよく耳にしますね。

新年のご挨拶の意味を知るためには、まず年神様とはどういった存在なのかを知ることが大切ですので、ご説明していきます。

年神様は、新年に迎えたい「とてもありがたい神様」

年神様とは、ご先祖様であり、田の神、山の神でもあるとされています。別名を"歳徳神(としとくじん)"や"正月様"とも呼ばれます。

この年神様は、新しい年になると人々の家にやってきて【五穀豊穣】と【幸福】をもたらすと言われている、とてもありがたい神様なのです。

お正月になると、正月飾りをしたりお供えをするなどの行事がありますが、これは、年神様を感謝の気持ちをもってお迎えするために作られたと言われています。
次回の記事では、そんな正月飾りのそれぞれの意味について詳しく解説したいと思います。ぜひ読んでみてください。

こういった話しを、子どもに教えてあげながらお正月の準備をしてみると、また違った親子の楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。

「明けましておめでとう」は、人々が喜びを分かち合う祝福の言葉だった

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毎年、当たり前のように口にしていた"明けましておめでとう"の言葉。このご挨拶に込められた想い(意味)を2つお伝えしたいと思います。
1つ目は、
【無事に新しい年を迎えられたことへの喜び】

2つ目は、
【無事に年神様をお迎えできたことへの喜び】です。

要するに、この2つの喜びをみんなで分かち合うための祝福の言葉が、新年のご挨拶の言葉となったのですね。

筆者は今まで、『おはよう』や『こんにちは』のような感覚で『明けましておめでとう』と言ってきました。ご挨拶としても、もちろん間違いではないと思います。

しかしまずは、"一緒に喜びを分かち合っている気持ちを心から味わうように"ご挨拶の言葉として使っていきたいと思いました。
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