2024年2月28日 更新

正月飾りの意味って知ってる?知っておきたい!子どもに教えてあげたい雑学!

お正月の象徴とも言える「正月飾り」や「お供えもの」。それぞれの意味を知っていますか? 今回は知っていそうで知らない、正月飾りの意味を書いていきたいと思います。

日本の美しい行事は、子どもの心を育てる

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2023年も終わり、新しい年になりましたね!筆者は、年末年始のなんとも言えない特別な雰囲気が大人になっても大好きです。

大晦日は、両親から夜更かしの許可がもらえてワクワクしたこと、元旦は普段は見ることのない特別な料理が振る舞われたこと、お年玉をもらってとてもうれしかったことなど…今でもよく覚えています。

お正月を始めとして、日本には美しい行事がたくさんありますよね。なぜ美しいと思うのかというと、

  • 人の幸せを願っているものだから
  • 感謝の気持ちが合わさっているから

  • 行事の全てでそう感じるからです。

    その素敵な行事を家族で丁寧に行うことは、子どもの心を豊かにするだけではなく、筆者のように、いつまでも忘れない"素敵な想い出"となって心に残り続けるものだと思います。子どもたちに心あたたまる想い出を残してあげたいですね。

    お正月飾りの意味や由来について

    さぁ!美しい日本の行事の1年のスタートは「お正月」です!

    皆さんのお家では正月飾りは飾っていますか?
    今は100円均一などでも素敵な飾りをよく見かけますので、気軽に手軽に購入できてうれしいですよね!

    今回は、知らない方はもちろん、知っている方も改めて正月飾りの意味を確認して、ぜひ子どもたちに教えてあげながら過ごしていただけたらとと思います。

    お子さまとの"素敵な想い出作り"のお役に立てますと幸いです!

    門松を立てる意味

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    まずは門松です。
    門松は、年神様がいらっしゃる目印とされ、案内人のような役割を果たしています。

    正月事始めの12月13日以降(※29日と31日は避けたほうが良いとされています)に門に立てて、元旦に年神様が来てくださるのを待ちます。7日(地域によっては15日)にお帰りになるまで門で待つことから"門松"と言われているそうです。

    案内人の役割をしてくれていたとは、なんとも興味深い。
    なんだか、これから門松を生き物として見てしまいそうです。

    ちなみに、門松を立てる期間(=年神様がいらっしゃる期間)を"松の内"といい、年始のご挨拶や初詣はこの期間に行うのが良いとされています。

    しめ飾り(しめ縄)の意味

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    しめ飾り(しめ縄)は、"ここが年神様をお迎えする神聖な場所です"という意味を表す役目があります。これが飾ってある家には、不浄なものや悪霊が入れないとされていて、年神様をお迎えする上で防御壁のような役割もあるそうです。

    ちなみに、しめ縄の「しめ」には「神様の占める場所」という意味があり、そこにおめでたい気持ちや感謝の気持ちを込めて、裏白や橙(みかん)などの縁起物を付けて飾るようになったと言われています。一説によると、黄色い橙(みかん)は「太陽」や「生命力」の象徴として付けたという説もあるようです。

    しっかりと大そうじをして場を清めてから玄関や神棚に飾りましょうね!

    鏡餅を飾る意味

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    最後は鏡餅についてです。
    鏡餅は、年神様への"お供物"であり、"年神様の居場所"であるとされています。

    神聖なお米を使って作られたお餅を、昔から神様が宿ると言われる鏡(昔の鏡は丸形)のように丸形に作って"鏡餅"と呼び、それを年神様の居場所としてお供えするようになったそうです。
    鏡餅の原料には、お米が使われています。

    日本には、昔からお米の一粒一粒に神様が宿っているという言い伝えがあります。そのため、神様が宿るお米を使って作る鏡餅は、さらに強い力が宿る神聖な食べ物として古くから親しまれてきたのです。
    また、大小重なる鏡餅は"月と太陽""陰と陽"を表すと言われています。丸い餅の形は「望月」=満月のように捉えて、"円満""円満に年を重ねる"という意味も込められているそうです。

    そして、その鏡餅に様々な縁起物(橙や裏白など)を飾り付けて、年神様にいてほしい場所に供えるのが良いとされています。
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