2018年11月8日 更新

イギリスの人気作家マット・ヘイグが贈る、この冬一番の心温まる物語『クリスマスをとりもどせ!』

世界22か国で刊行の大人気シリーズがついに完結!ハラハラドキドキの展開と、「”信じること”が最高の魔法になる」という夢と希望のメッセージを、この冬、あなたに!

西村書店(千代田区/代表取締役 西村正徳)は、”クリスマスは世界を救う”シリーズ3部作の最新刊『クリスマスをとりもどせ!』を11月9日に発売します。ハラハラドキドキの展開と、「”信じること”が最高の魔法になる」という夢と希望のメッセージを、この冬、あなたに!

サンタクロースが銀行強盗!?今度の敵はイースター・バニー!

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ファーザー・クリスマスのおかげで救貧院から脱出したアメリア。いっしょにエルフの村で暮らせることになったものの、人間の女の子が生きていくのはたいへんだった。エルフの勉強はまったく分からないし、そりの操縦でも大失敗。すっかり落ち込んで家出したアメリアは、森の真ん中で大きな穴をみつける。その下ではクリスマスを阻止する計画が着々と進められていた…。クリスマスを守るため、アメリアとファーザー・クリスマスの冒険が始まる!

3部作“クリスマスは世界を救う”シリーズついに完結!

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本書は、イギリスの人気作家マット・ヘイグによるクリスマス・シリーズ3部作の完結編です。シリーズ1作目は、『クリスマスとよばれた男の子』。少年ニコラスが数々の冒険を乗り越え、ファーザー・クリスマス(=サンタクロース)になるまでを描いたドキドキと感動のストーリーは、たちまち多くの読者の心をとらえ、世界22か国で刊行されているほか、映画化も決定しています。
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そして、2作目は『クリスマスを救った女の子』。3作目の主人公でもあるアメリアが、消えかけたクリスマスの魔法を救うため大活躍するお話です。

うつ病からの回復ののち、書き始められたシリーズ1作目

本シリーズは刊行されるや、子どもから大人まで幅広い読者を魅了しました。人気の秘密は、親しみやすくユニークな登場人物と、現代的でスピーディーな物語展開、そして、”誰かのために何かできることで、自分も幸せになれる”というクリスマスの本来の精神を最も大切にしながら、ヘイグが物語を書いていることにあるようです。

大人向きの作品も数多いヘイグですが、このクリスマスの物語を書こうと思い立ったのには、こんな理由がありました。24歳のとき突然うつ病と不安神経症をわずらい、数年間、苦悩とともに過ごした経験を作品として執筆します。

そして、「次はなにかハッピーな本、できれば子ども向けの本を書きたい」と考えていたある日、当時7歳の息子ルーカスが「ファーザー・クリスマスはどんな子どもだったの?」とたずねてきました。そのひとことがきっかけとなり、誕生したのが1作目の『クリスマスとよばれた男の子』でした。

作家がクリスマスを通して伝えたいメッセージとは

少年時代のヘイグは、いつも陽気な子どもというわけではなかったといいます。転校を繰り返したこともあり、中学に入ってからも周囲となじめずにいたそうです。学校へ行きたくないと毎朝泣いていた少年にとって、クリスマス・シーズンは、「そういうことすべてからの逃亡」であり「一年の最後の心のよりどころ」でした。

また11歳のときには、ディケンズの『クリスマス・キャロル』を原作にした映画『スクルージ』を観て大感激したこともありました。とりわけ終盤でサンタに扮して贈り物を届けるスクルージの姿に感動し、「プレゼントをあげることは、もらうことよりもずっと幸せになれる」という古くからの祝祭の教えを心から理解したとか。

ただ、実際の創作にあたっては、「僕自身のクリスマスの読書や映画鑑賞の体験から、物語にちょっと闇の部分を付け足さなければならないことはわかっていた」といいます。2作目『クリスマスを救った女の子』でも、孤児のアメリアとファーザー・クリスマスを主役にすえ、“何も望みがないところで本物の希望の光を探そうとする物語”に仕上げています(敬意を表して、クリスマス物語の元祖・ディケンズも物語の中に登場させています)。


【作者プロフィール】
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向かって右が作者のマット・ヘイグ。左がイラストを描いたクリス・モルド。
文: マット・ヘイグ(Matt Haig)
イギリスの作家。大人向けの作品に『今日から地球人』『#生きていく理由 うつヌケの道を、見つけよう』『トム・ハザードの止まらない時間』(いずれも早川書房)などがある。児童書作品で、ブルー・ピーター・ブック賞、ネスレ子どもの本賞金賞を受賞、3作品がカーネギー賞候補作に挙げられている。息子に「ファーザー・クリスマスはどんな子どもだったの?」とたずねられたことから、本シリーズの第1弾『クリスマスとよばれた男の子』の着想を得た。続編に、『クリスマスを救った女の子』および本作(いずれも西村書店)がある。

絵: クリス・モルド(Chris Mould)
イギリスの作家、イラストレーター。文と絵の両方を手がけた作品を多数発表しているほか、『ガチャガチャゆうれい』(ほるぷ出版)など多くの子どもの本のイラストも担当し、ノッティンガム・チルドレンズ・ブック賞を受賞。ケイト・グリーナウェイ賞などの候補に選ばれる。子どものころの自分が喜びそうな本を書くのが楽しみ。

訳: 杉本詠美(すぎもと えみ)
広島県出身。広島大学文学部卒。おもな訳書に、『テンプル・グランディン 自閉症と生きる』(汐文社、第63回産経児童出版文化賞翻訳作品賞)、『シロクマが家にやってきた!』(あかね書房)、『いろいろいろんなかぞくのほん』(少年写真新聞社)、『アンドルー・ラング世界童話集』(東京創元社、共訳)、『クリスマスとよばれた男の子』『クリスマスを救った女の子』(西村書店)など。東京都在住。
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