遊びの中で子どもがイライラしてしまう理由
1~3歳頃の頃の子どものほとんどの子が通る「イヤイヤ期」と呼ばれる時期。何か気に食わないとすぐにイヤイヤ、座り込んだり大声を出したり、成長の過程だとわかっていても、この時期ママはとってもつかれてしまいますよね…。
まして、好きな遊びをしているはずなのに、すぐに機嫌を損ねてしまわれると…。しかし、遊びの中で子どもがイライラしてしまうには、理由があるのです。いろいろな理由があると言われていますが、そのうちの一つは、「うまくいかない(思ったようにならない)から」。
子どもは一生懸命遊びに取り組みますが、やはり大人や大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんたちのようにはいきません。失敗を積み重ねながら自分でやり方を習得していくことも大切ですが、この時期の子どもたちには、まず「できた!」の満足感を与えてあげることも大切ですよね。
まして、好きな遊びをしているはずなのに、すぐに機嫌を損ねてしまわれると…。しかし、遊びの中で子どもがイライラしてしまうには、理由があるのです。いろいろな理由があると言われていますが、そのうちの一つは、「うまくいかない(思ったようにならない)から」。
子どもは一生懸命遊びに取り組みますが、やはり大人や大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんたちのようにはいきません。失敗を積み重ねながら自分でやり方を習得していくことも大切ですが、この時期の子どもたちには、まず「できた!」の満足感を与えてあげることも大切ですよね。
保育園などでは、一つ一つの制作や遊びの中で、子どものやる気や満足感を高める工夫がたくさんされています。保育現場を参考に、今回は、今日からでもすぐにできる、我が子の「できた」のニッコリを増やす方法を紹介します。
1.大人と同じことをさせてあげる
毎日ママのしていることを身近で見ている子どもは、ママと同じことをしてみたいという気持ちが日々高まっていきますよね。掃除、洗濯、料理…いろいろ挑戦してみたいけれど、ママにとって家事は手早く終わらせてしまいたいものだし、子どもにとって危険も伴ってしまうかもしれない…。と、子どもの「やりたい」に対して、つい「後でね」「また今度ね」が口癖になってしまっていませんか?
毎日でなくても、もちろん大丈夫です。少し余裕のある時、子どもの関心が高い時などに、「お手伝い」という形だけでなく「遊び」として、子どもと一緒に家事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
たとえば、ママと一緒に窓を拭いてみる、レタスをちぎってみる、洗濯バサミにハンカチを干してみる…など、安全な作業を提案してみてあげてください。この際、ポイントは、ママも同じ作業をすることです。子どもがレタスをちぎっている横で、ママが包丁でトントンと軽快な作業をしていると、やはり子どもは「それ(包丁)をやりたい」となっていまいますよね。そんな時、ママは「(危ないから)ダメ」、子どもは「できない」とお互いにとってマイナスの結果になってしまいます。この際は、ママも一緒にレタスをちぎって、サラダづくりなどを楽しんでみてくださいね。「大人(ママ)と同じことができた」という経験が、子どもの「お料理って楽しい」「またやりたい」という意欲につながっていきます。
食材に触れる経験は食育にもつながりますし、洗濯遊びについてもおすすめ方法を紹介しています。こちらの記事も参考にしてみてください。
毎日でなくても、もちろん大丈夫です。少し余裕のある時、子どもの関心が高い時などに、「お手伝い」という形だけでなく「遊び」として、子どもと一緒に家事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
たとえば、ママと一緒に窓を拭いてみる、レタスをちぎってみる、洗濯バサミにハンカチを干してみる…など、安全な作業を提案してみてあげてください。この際、ポイントは、ママも同じ作業をすることです。子どもがレタスをちぎっている横で、ママが包丁でトントンと軽快な作業をしていると、やはり子どもは「それ(包丁)をやりたい」となっていまいますよね。そんな時、ママは「(危ないから)ダメ」、子どもは「できない」とお互いにとってマイナスの結果になってしまいます。この際は、ママも一緒にレタスをちぎって、サラダづくりなどを楽しんでみてくださいね。「大人(ママ)と同じことができた」という経験が、子どもの「お料理って楽しい」「またやりたい」という意欲につながっていきます。
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2.今我が子ができる段階のもので満足感を
子どもの「やってみたい」という好奇心とは裏腹に、残念ながらまだまだできないこと、難しいことも多く、できないことが子どものイライラに繋がってしまうのも、この時期の特徴ですよね。
そんな時は、少し工夫をして、「できた」という経験をさせてあげましょう。
たとえば、我が子は「積む」という作業が苦手で積み木を見てはイライラ、いくつか積んで倒れてはイライラ…という時期があったのですが…。ショッピングモールに行った際、自由に遊べる大きな積み木クッションがありました。そこで、我が子は(初めはさりげなく手伝いながら)積むことが「できた」という喜びを、初めてしっかり味わえていたように感じます。
そんな時は、少し工夫をして、「できた」という経験をさせてあげましょう。
たとえば、我が子は「積む」という作業が苦手で積み木を見てはイライラ、いくつか積んで倒れてはイライラ…という時期があったのですが…。ショッピングモールに行った際、自由に遊べる大きな積み木クッションがありました。そこで、我が子は(初めはさりげなく手伝いながら)積むことが「できた」という喜びを、初めてしっかり味わえていたように感じます。
この大きさの積み木は、すぐに自分の背丈ほどになり…。もうこれ以上積めなくなった我が子は、今度は満足げに積み木タワーを倒します。何度かやって、途中で倒れても、倒れることは「イライラ」という感情だけでなく「おもしろい」と思えるようになっていたように感じます。
だんだんと、過去の記憶がその後の行動・気持ちにも結びついていく1~3歳頃の時期です。本をめくりたい子には、1ページずつが分厚い赤ちゃん絵本から与えてみる、お箸を持ってみたい子には、安全なトングのおもちゃで物を挟む経験から始めてみる、など、我が子が「今できること」「できそうなこと」に代替して満足感を与え、次のステップにつなげていくという方法です。
だんだんと、過去の記憶がその後の行動・気持ちにも結びついていく1~3歳頃の時期です。本をめくりたい子には、1ページずつが分厚い赤ちゃん絵本から与えてみる、お箸を持ってみたい子には、安全なトングのおもちゃで物を挟む経験から始めてみる、など、我が子が「今できること」「できそうなこと」に代替して満足感を与え、次のステップにつなげていくという方法です。