2024年6月24日 更新

ほめ育てアドバイザーが解説!ママが輝けば子どもも輝く『ほめ育て』子育て法

子育て中の疑問は『ほめ育て』で解決!ママの心を整える思考スタイルと、子どもの自己肯定感や自己効力感を育てるほめ方をご紹介します。

2~3歳に多いトラブルです。親は3つのことを教えること。

①相手の子と親にちゃんと謝ること
②叩くのはダメだとしっかり伝えること
③次は同じ状況になった時に叩かないと約束すること

”3歳児神話”が邪魔をする?

「3歳児神話」とは「子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、さもないと成長に悪影響を及ぼす」という考え方のことです。1998年には厚生労働省が発行している厚生白書が「合理的な根拠は認められない」としているのですが、今もなお日本では「3歳児までがカギ」という思い込みがあるようです。

確かに3歳までは精神的な基盤を形成するために重要な時期ではありますが、必ずしもママが子育てに専念しなくてはいけないというわけでもありません。子供の心は3歳以降もどんどん変わり成長していくことがわかるとおもいます。

3歳で何かが終わるのではなく、それぞれの年齢に合わせた働きかけが大切なのです。間違った思い込みで頑張りすぎるのではなく正しい知識で発達段階に合わせた子育てを考えていきましょう。

またその反動か、4歳になり幼稚園に入るなどして離れて過ごす時間が増えると、ママは「ここで子育てがひと段落」と思い油断しがちです。しかし実はこの時期は叱り方が脱線したり、ママのイライラがエスカレートしやすいので特に注意が必要な時期なのです。

3歳児神話を信じすぎず、子育てを長いスパンと捉え、できるかぎり子供もママも心地いい子育てをしていきましょう。

おわりに

完璧なママじゃないほうが、子供はすくすく育つ傾向にあります。子どもよりママが一番に幸せになることが大事です。ほどよい母親を目指しましょう。

心理学者のウィニコットが提唱するのは「完璧な母親」ではなくて「ほどよい母親」。つまりやりすぎてもダメ、やらなすぎてもダメということ。短期的に「~すべき、~しなくちゃ」と追い込むのではなく、子育てをもっと長いスパンで捉え「ほどよい母親」であり続けることを意識することが大切です。

そうすれば自然と力が抜けて子供とのコミュニケーションの質もポジティブになっていくはず。思考スタイルは意識すれば誰でも変えられます。これを機に多くのママたちがプラス思考で子育てを楽しんでいきましょう。

周りと比べる必要はありません。できないできないともがくのはもう卒業。あなたにできることが違うだけ。自分ができること、自然とできていることに力を注ぎましょう。どんなママも子供と自分との絆にもっと自信をもって胸をはって育児を楽しんでください。

幸せとは、「喜び」「楽しみ」「生きがい」がそろって感じる感情といわれています。子育てはまさに「喜び」「楽しみ」「生きがい」を感じることができる人生のお仕事です。最も人生の中で幸せ時間を大切な人と過ごしているということに意識を向けて子育てを楽しみましょう。
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Cocorohanasakuママ Cocorohanasakuママ

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