育児ライフで戸惑うことのひとつが「予防接種」です。種類は多いし、時期はバラバラ、お金もかかったりかからなかったり。予防接種のおおまかなスケジュールやワクチン内容などを知って、山積みの不安を解消しましょう!今回は【BCG】についてご紹介します。
どんな病気?どんなワクチン?
BCGは、結核を予防するワクチンです。発熱としつこい咳、吐血、呼吸困難などの症状が特徴的で、昔は不治の病と言われました。予防接種の普及で病気は激減しましたが、病気そのものがなくなったわけではありません。抵抗力の弱い赤ちゃんがかかると、結核性髄膜炎などを引き起こすこともあります。
接種はスタンプ式で、ワクチンを腕に薄くのばし、その上から針のついたスタンプを押し付けます。ワクチンが確実につくよう、接種後は自然に乾燥するまで触らないように注意しましょう。
接種はスタンプ式で、ワクチンを腕に薄くのばし、その上から針のついたスタンプを押し付けます。ワクチンが確実につくよう、接種後は自然に乾燥するまで触らないように注意しましょう。
いつ受ける?
定期接種で受けられるのは、生後3~6か月未満です。それ以降は任意接種(有料)になります。自治体による3~4ヵ月健診時に集団接種することが多いです。
副反応は?
副反応としては、稀に接種した腕側のわきの下のリンパ節が腫れることがあります。あまりにも腫れがひどい場合や、膿んできたりするような場合は受診しましょう。
まとめ
予防接種は、種類も回数も多く複雑です。どうしたらいいのかわからないときは、慌てずおおらかな気持ちで、小児科医と相談して決めていきましょう。