子どもは感染症によくかかります。予防接種で防げる病気もありますが、繰り返し何度もかかる病気もあります。感染症の原因と症状、治療法、ホームケアの方法などについて知っておきましょう。今回は【咽頭結膜炎(プール熱)】についてです。
原因と症状
咽頭結膜炎の原因はアデノウイルスです。初夏から秋口にかけて流行しやすいのですが、冬にも流行することがあり、1年中見られる病気です。5才以下の乳幼児が多くかかりますが、ウイルスのタイプによっては年長児や大人でも感染します。
症状は、高熱が続く(39~40度の高熱が4~6日程度)・喉が赤くなって痛む・白目やまぶたの裏側が赤くなり目やにが出るなどです。赤ちゃんの場合は下痢や嘔吐を伴うことが多く、結膜炎の症状が出ないこともあります。
症状は、高熱が続く(39~40度の高熱が4~6日程度)・喉が赤くなって痛む・白目やまぶたの裏側が赤くなり目やにが出るなどです。赤ちゃんの場合は下痢や嘔吐を伴うことが多く、結膜炎の症状が出ないこともあります。
治療
アデノウイルスによる感染かどうかは小児科で調べてもらえます。ウイルスによる病気ののため抗菌薬は使わず、熱でつらいときは解熱剤が、結膜炎には点眼薬が処方されるなど、治療の基本はつらい症状をやわらげる対症療法です。
ホームケア
高熱が続くので、家で静かに休ませましょう。水分はしっかりととらせ、喉が痛むので食べ物はひんやりとしたゼリーやスープなど、のど越しの良いものをあげるといいでしょう。
また、アデノウイルスは感染力が強いので、他の家族にうつらないよう注意が必要です。タオルは別々にし、ケアした後は手をよく洗います。目やにはティッシュで拭く、布おむつを使っている子は紙おむつにして使い捨てに。ウイルスは1ヵ月以上唾液や便に出るので、治った後も感染防止対策が必要です。
また、アデノウイルスは感染力が強いので、他の家族にうつらないよう注意が必要です。タオルは別々にし、ケアした後は手をよく洗います。目やにはティッシュで拭く、布おむつを使っている子は紙おむつにして使い捨てに。ウイルスは1ヵ月以上唾液や便に出るので、治った後も感染防止対策が必要です。
まとめ
咽頭結膜炎(プール熱)の主な症状は以下となります。
【熱】〇
【発疹】×
【咳】×
【嘔吐・下痢】 △
【予防接種】 なし
病気のサインや経過を知って、早めに受診するよう心がけましょう。
【熱】〇
【発疹】×
【咳】×
【嘔吐・下痢】 △
【予防接種】 なし
病気のサインや経過を知って、早めに受診するよう心がけましょう。
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